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IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
事件が終わって・・・!
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ントをすれば、それが真実のように聞こえてしまうのは予想に容易い。
「無人機のコアはどうだった?」
「・・・あ、はい。登録されていないコアでした」
沈黙を破ったのは千冬。発せられたのは、無人機の方の話だ。
それに搭載されていたのは、間違いなくISのコア。ありえないとは思うが、登録されているコアならば何者がこれを送り込んできたのか、その手がかりになるかもしれない。
その返答は、千冬にやはりと思わせるものだった。
未登録のコア。それが意味するのは、コアを作れる者が無人機を製作したという事。
些か飛躍のし過ぎかとも思われかねないが、千冬はそれが正解だと思っていた。
「何か心当たりがあるんですか?」
「いや、ない。今はまだ──な」
だが、証拠は無い。それ故に千冬は口を濁した。
ここで明言しても、それを証明する手立ては無いのだから。
黙ってモニターを眺める千冬の視線は、現役の頃のように鋭くなっていった。
IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
第33話 事件が終わって・・・!
「清香っ!」
目が覚めると、私の手を握る拓夢君が居た。
まだ頭がぼーっとしている。視界もちょっとゆらゆらしてるし、ここが何処だか分からない。
「よかった、目が覚めた。・・・ここは保健室だぞ。それにしても、清香が倒れたって聞いて驚いた・・・」
倒れた?私、どうして倒れたんだっけ・・・。
確か、拓夢君と試合を見ていたらISが乱入してきて、観客席が壊れて先輩が怪我して、外に出て・・・・・・。
「ああっ!」
「ど、どうした!?」
急に大声を出して起き上がった私を気遣って、拓夢君が心配そうな顔をした。
「だ、大丈夫。そういう事じゃなくて・・・」
「そういう事?・・・えっと、どうしたんだ?」
立ち上がる──まではいかなかった私は、拓夢君が椅子に座ったのを見て話はじめた。
拓夢君がアリーナの中へ行った後の事を・・・。
「・・・・・・そうか」
「うん。・・・でも、大丈夫!ほら、この通り怪我も───ッ」
「・・・・・・ッ!」
怪我も問題ないよ。そう言おうとした所で、私の言葉は遮られてしまった。
だって、拓夢君が私を抱きしめたから。
驚いて言葉がでないって事を始めて経験しているのかもしれない。
拓夢君が私の頭を抱えるように抱きしめているせいで、私の顔が拓夢君の胸に当たっている。
どくん、どくんって心臓の音が聞こえてくる。その間隔は少し速いのかな。
きっと私も速くなってる。いつもより
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