第二章
[8]前話
健康になって里親を探した、すると。
その頃には自分の週に戻っていてそちらの活動に専念していたエイミーはステイシーが送ってきたメールにあった動画を観て携帯で言った。
「あの、まさかね」
「二匹共同じ里親さんに貰われるとはよね」
「心ある人にそうしてもらえたらと思っていたけれど」
「事情を聞いた里親さんがなの」
最初にスパッドを家族に迎えてというのだ。
「それでね」
「アンジェリカもなの」
「是非家族に迎えたいと言ってくれて」
そうしてというのだ。
「二匹はまた一緒にね」
「暮らしていけるのね」
「そうなの、だからね」
それでというのだ。
「あの子達は今とてもよ」
「動画にあったみたいに」
「お家に最初からいる子とも仲良しで」
「一緒に暮らしているのね」
「そうなのよ」
エイミーに笑顔で話した、そしてだった。
ステイシーとの電話の後で二匹の状況を確認する為に彼等がいる家を訪問した、すると。
「ワン」
「ワンワン」
「ワンッ」
スパッドとアンジェリカは黒い垂れ耳の雄の中型犬で家の先住犬であるウィンキーも入れて三匹仲良く家の庭で遊んでいた、その彼等を見てだった。
ステイシーは過去の不幸からうって変わって幸せそうな二人に思わず笑顔になった。そのうえでこれからも幸せである様にしよう他の生きものもそうなる様にしていこうと動物保護団体のスタッフとして誓ったのだった。
再会出来て一緒に幸せに 完
2023・9・17
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