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夢幻水滸伝
第三百十四話 イリノイ州を統一したうえでその二

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「制度としてです」
「導入しますか」
「そうされますか」
「そちらも」
「はい、そしてです」
 そのうえでというのだ。
「皆さんが何かあった時に安心して病院に行ける様にします」
「保険に参加していると医療費等が安く済みます」
「経済的に助かります」
「これはいい制度ですね」
「それもかなり」
「ですから」
 それでというのだ。
「この制度も採り入れまして」
「民に健康に暮らしてもらう」
「安心して」
「そうしていかれますね」
「そうします、やがてはです」
 ルイスはさらに話した。
「こうした政策をアメリカひいてはです」
「世界にですね」
「施行していける様にしますね」
「やがては」
「そう考えています」
 こう言うのだった。
「私は」
「そこまでお考えとは」
「お見事です」
「ではです」
「一連の政策を推進していきましょう」
 こう言ってだった。
 ルイスは実際に医療関係の政策も推し進めていった、すると病気で苦しむ者の数は飛躍的に減少した、そのうえで。
 彼のこうした政策は民達に熱狂的に支持された、それでだった。
「まだ降っていない州の町や村がです」
「次々に降っています」
「そうなっています」
「これは大きいです」
「実に」
「そうですね、普通に善政を行えば降る街や村は出ると思っていました」
 その善政を見てとだ、ルイスは自身の執務室で官吏達に答えた。
「しかしです」
「それでもですね」
「ここまで多いとは思われませんでしたね」
「ルイス様としては」
「左様ですね」
「はい、最早です」
 現状はというのだ。
「雪崩を打ってです」
「まさにその勢いですね」
「州内のまだ降っていない街や村が降ってきています」
「このままでは州の統一は間近です」
「そうなってきています」
「そうですね、これはです」
 まさにというのだった。
「私も想定外です」
「医療関係が大きいかと」
「感染症への対策が」
「そして栄養学の知識の教育もです」
「そうした政策が功を奏しています」
「そうですね、私としてはです」
 ルイス自身もというのだ。
「支持を得られる政策だと思っていましたが」
「それでもですね」
「ここまでとはですね」
「思われませんでしたね」
「はい、ですが降った街や村も同じです」 
 新たに自分の勢力に加わった彼等もというのだ。
「医療関係の政策をです」
「導入しますね」
「そうして病気を防ぎますね」
「そうしていきますね」
「はい」
 まさにというのだ。
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