暁 〜小説投稿サイト〜
夢幻水滸伝
第三百十四話 イリノイ州を統一したうえでその一

[8]前話 [2]次話
                第三百十四話  イリノイ州を統一したうえで
 ルイスはイリノイ州の統一を出来るだけ戦うことがない様に進めていた、だがそれでもするべきことは進めていた。
「街や村のならず者達には警察で」
「外の賊やモンスターには軍隊ですね」
「それぞれ向けて退治して」
「治安をよくしていきますね」
「はい」 
 その通りだというのだ。
「そうしていきます」
「わかりました、ではです」
「これからも警察と軍隊を用いてです」
「治安をよくしていきましょう」
「平和は戦がないことだけやないです」
 ルイスは会議の場で官吏達に言った。
「そやからです」
「治安もよくしますね」
「これからも」
「民が安心して暮らせる様に」
「そうしますね」
「それとです」
 ルイスはさらに言った。
「やはり何と言っても医学です」
「そちらですね」
「ルイス様の専門である」
「そちらのこともよくしていきますね」
「そうです、街や村を清潔にして」
 そしてというのだ。
「感染症への対策や栄養学もです」
「導入してですね」
「民が病からも安心して暮らせる」
「そうもしますね」
「例えばです」
 ルイスは真顔で話した。
「私は性病対策も推し進めていますね」
「左様ですね」
「風俗嬢の検診を義務化しました」
「そしてコンドームを多く造っています」
「またペニシリンも増やしています」
「性病も恐ろしいものです」
 このことだ、ルイスは真顔で話した。
「たかがどころではありません」
「性病は死にます」
「梅毒等は」
「このことはルイス様が起きられた世界でもですね」
「放置すると命に関わります」
「そうした病気です」
「しかも死に方が惨いです」
 ルイスは真剣な顔でこのことも話した。
「そやからです」
「その対策としてですね」
「政策として行われていますね」
「検診や特効薬の増産等を」
「そうされていますね」
「そして牛痘もです」
 今度は天然痘の話をした。
「用意します」
「そちらもですね」
「天然痘もまた恐ろしいです」
「感染すると多くの人が命を失います」
「ですから」
 そうした病気だからだというのだ。
「民の皆さんに牛痘を入れてもらってです」
「天然痘を防ぐ」
「そうしていきますね」
「勢力圏内において」
「それも行っていきますね」
「そうです、そして栄養学の知識もです」
 こちらもというのだ。
「皆さんにです」
「知ってもらい」
「そしてですね」
「健康でいてもらいますね」
「そうします、あと保険もです」
 今度はそうした政策の話をした。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ