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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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実海ちゃん どうだった? 学校は」

「うん 直ぐに 友達できた 泉希ちゃんも親切にしてくれてー それでさー お昼食べたら、泉希ちゃんとこ 遊びに行っていい? 誘われた」

「そうかい いいよー 冷蔵庫にいわし煮たのとだし巻きが入っているから お漬物も良かったら それと、おみおつけは鍋に あっためるんだったら、陶器のお茶碗でチーンしてな 一人で出来る? ばっちゃん等 もう 少しかかるからー」

「はぁーい 大丈夫」

「それと 門限は5時 だよ」

「ハイ! 了解!」と、私が手を敬礼したものだから、奥で笑い声が聞こえていた。

 学校に行くときはハーフパンツだったんだけど、私はジーンの短パンにハイソックスに着替えていた。泉希ちゃんも朝はそんな風だったから・・。待ち合わせの場所には泉希ちゃんが先に待っていてくれた。

「ごめん 遅くなって・・」

「ええんよ まだ 時間前やん ほな いこかーぁ」

 そこから10分もかからなかった。この前、じっちゃんと歩いた散歩道。昔の街道だという。昨日、ばっちゃんに連れられてきた時は、もう暗くてよくわからなかったのだけど、その道沿いに泉希ちゃんの古そうな家が・・・表はガラスがはめられて、その中に金属とか皮に細工がしてある飾りみたいなものが並べられていた。その奥に二人並んで、机に向かってなんかしていた。

「お父さんは、銅の細工、お母さんは皮細工なのよ 後で、紹介するね ウチも小学校に入る前に京都からここに越してきたのよ」

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