第八十四部第五章 宣言に向けてその三十七
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「私も思いなおした」
「各国軍の国防費はですね」
「制限はな」
「かけずともいいですね」
「各国で自然に止まる」
そうなるというのだ。
「有権者が納得しないからな」
「国防費が増えることは」
「それでいい、だからな」
それでというのだ。
「むしろ我々がだ」
「国防費を挙げていく」
「そしてだ」
そのうえでというのだ。
「各国軍に対する」
「そうしますね」
「そうだ、各国軍よりもな」
「そうなればいいですね」
「考えてみればそうだな」
「では」
「うむ、そうしていこう」
まさにというのだ。
「我々はな」
「それでは」
「そこは国防省の案件でな」
それでというのだ。
「これも話していこう」
「では」
「そしてだ」
そのうえでというのだ。
「あたろう」
「そうしますか」
「宣言にもな」
こちらにもというのだ。
「そしてだ」
「そのうえで、ですね」
「ことにあたる、そしてそこからな」
「各国政府との対立にですね」
「向かってだ」
「暫くはそちらに専念しますね」
「そのうえでな」
まさにとだ、アッチャラーンはさらに話した。
「勝ちたいが」
「それは、ですね」
「思ったよりもだ」
「それはですね」
「そうだ」
まさにというのだ。
「完全な勝利はな」
「難しくてですね」
「そしてそれをするとな」
「各国政府はですね」
「意固地になってだ」
そしてというのだ。
「我々に対する」
「そうなるので」
「だからだ」
「勝つにしても」
「妥協でいいだろう」
それ位でというのだ。
「そうした程度の勝利でな」
「よいとですか」
「私は考えている」
こう金に話した。
「むしろな」
「そうですか」
「そしてだ」
金にさらに話した。
「ことを収めたい」
「そうですか」
「大統領ともお話したが」
キロモト、彼とというのだ。
「大統領もな」
「その様にですか」
「お話されています」
まさにというのだ。
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