第三十六章
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
」
「見事に釣れたね!」
「泣いたなあっ!」
「答えはこれさ!」
「ひれ伏せ!」
五体の電王はそれぞれ蹴りを邪王とイマジン達に対して浴びせる。それで決まりだった。
全ての攻撃が炸裂し邪王、牙王もイマジン達もその身体をのけぞらせたまま動きを止める。電王達は蹴りを浴びせた後で後ろに着地する。勝負ありに見えた。
「よし、これで終わりだな」
「そうだね」
桜井の声に良太郎が応える。
「どう見てもこれで」
「ああ。イマジン達との闘いもな。これでな」
「さて、それはどうかな」
「何っ!?」
しかしここで。牙王が不敵な声を出してきたのだった。
「勝手に決めてもらっては困るな。この程度で俺は倒れはしない」
「馬鹿な、ベガフォームの攻撃を受けて立っていられるのか」
桜井はその身体に浮き出たVの字を消してそのうえで悠然と立っている牙王を見て驚きを隠せなかった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ