暁 〜小説投稿サイト〜
ドリトル先生の落語
第四幕その十一

[8]前話 [2]次話
「そうなるよね」
「そうそう」
「自然にね」
「お笑いも関西のものがいい」
「落語だってね」
「そうなるよ」
「そうだね、東京のものも悪くないけれど」
 それでもというのです。
「関西にずっと住んでいるとね」
「そうなるよね」
「関西にお笑いの芸能事務所の大手があるし」
「それも幾つも」
「そのこともあるしね」
「そうだね、何かテレビのお笑いは面白くなくなっても」
 バラエティー番組のそうしたものはというのです。
「けれど舞台やユーチューブだと健在でね」
「それでだよね」
「実際に面白いし」
「関西の方のものも」
「いいよね」
「いいと思うよ、女の人の落語もね」
 こちらもというのです。
「面白いよね」
「所謂落語女子?」
「そういえばそうした漫画もあったね」
「落語をやる女の子の漫画も」
「アニメにもあったし」
「お笑いは面白いこと、笑えることでね」
 それが大事でというのです。
「性別はね」
「関係ないよね」
「昔はあったかも知れないけれど」
「今はないよね」
「性別に関係なく」
「それでやればいいね」
「そうだよ、女の人もどんどんだよ」
 それこそと言う先生でした。
「本当にね」
「落語していいよね」
「女の人がするな」
「そんなことは言うものじゃないね」
「絶対に」
「僕にはそうした考えもないしね」
 先生ご自身にです。
「やって楽しいならね」
「やるべきだね」
「そうだよ」 
 まさにというのです。
「落語もね」
「他のものもそうで」
「お笑いも然り」
「そして落語もだね」
「やっていくことだね」
「そうだよ、面白ければね」
 そうであるならというのです。
「本当にね」
「やるべき」
「まさに」
「そうだね」
「男の人も女の人も」
「皆が」
「やったらいいよ、特別なことがないと」
 さもないと、というのです。
「日本人でなくても女の人でもね」
「落語をすればいいね」
「楽しめばいいね」
「他のことも」
「そうだね」
「そうだよ、そして面白かったら」 
 その人のお笑い特に今のお話では落語がというのです。
「それでいいと思うよ」
「そういうことだね」
「じゃあ皆で落語や漫才を楽しめばいいね」
「面白いと思ったら」
「それで」
「そうだよ、それでいいんだよ」
 先生は笑顔でお話しました。
「皆でね」
「そうだよね」
「それじゃあね」
「僕達も観て楽しもう」
「日本のお笑いをね」
 皆も先生のお話に頷きます、そうしてでした。
 先生はその皆に囲まれたうえで落語の本を読んでいきました、そしてどんどん落語の素晴らしさを知っていくのでした。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ