第三十章
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か？」
「一応その所在は掴んでいるんだ」
「何処にあるかはね」
二人はこうハナに対して答えた。
「けれど。本当にいいんだね」
「そこは現在のショッカーの最大の基地」
「最大のですか」
「そう、世界中にあるショッカーの基地の中で最も大きいと言ってもいい」
「戦闘員や怪人の数も半端なものじゃない」
良太郎に対して告げる。
「それでもいいのなら」
「案内するよ」
「はい、御願いします」
良太郎の返事には迷いはなかった。
「僕達は。戦わなくちゃいけませんから」
「そうか。それなら」
「案内しよう。まずは」
二人は良太郎達に対して説明をはじめた。それが終わると彼等はすぐに。その懐から携帯を取り出して桜井や他の面々に連絡をするのだった。
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