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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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発じゃのー じゃぁ 運動具店にいくかー」
夕方になって、私は早速、中庭に出て、買ってもらったバットで素振りをしていたら、事務所から若い男の人が近寄って来て
「慣れるまで もっと 短く持てばぁー それと 振りだす時 もう少し 左足を踏み込むんだ そうすれば 腰が安定するから」
私は なんだ?こいつは・・ と、思いながらも、そのとおりにしていくと、自分でもスイングが安定してくるのがわかった。
「そう そう その調子! それと、打つ瞬間は手を絞るんだ ・・・ わからないかー」と、私に背中から被さってきて、バットを握っているうえから手を重ねてきて、ゆっくりスイングをしながら、その絞るというのを教えてくれているのだ。
「うん だいぶ 見れるようになったな その調子でな 僕は何年生カナ?」
「今度 6年」と、私は 僕? 気にもならないで応えていた。
「ふぅーん がんばれよ!」と、その人は又、事務所に戻って行ったのだけど・・・。
その日の夕食は食卓には、トンカツ、海老フライに卵サラダとサツマイモの甘露煮が並んでいた。じっちゃんとばっちゃんの3人で、紳おじちゃんは京都の自分のお店に行くといって出掛けていたのだ。その後、独りっきりでお風呂に入って、寝る時も昔、お母さんの部屋だったというとこを与えられて、生まれて初めて、独りっきりで寝ていたのだ。
とうとう 私 飛び出してしまったんだと、その時、ひしひしと感じていた。お母さんも碧広も、もう寝たのなーぁ。たっ君の傍に来たかっただけなんだけど・・・私は、とんでもないことをしてしまったんたんだろうか。その彼も・・・今は、何をしているんだろうか。私のこと、忘れないでいてくれるんだろうか・・・。手紙で知らせておいたんだけど、まだ 何にも 連絡も無いんだ。どうしてぇー と、思いながらも そのうち寝てしまっていた。
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