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ウルトラセブン 悪夢の7楽譜
オペレーション5_5 for 7 ?序曲?
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っているようだった。おそらく、それでコントロールしているのだろう。」
 ダンは女性の去り際に写った顔を見せる。
 「この顔、どこかで見たことあるような…」
 マユカは女性の顔を見て何か考える。そして、少し経つとあることに気がつく。
 「この人、国際平和機構の二ミンダ・アノニム長官だ!ちょっとまってください!」
 マユカはスマホであることを調べ始める。
 「やっぱりありました!」
 マユカはダンにあるものを見せる。
 「これは?」
 「ニミンダ長官の外交のルートです。あのロボット怪獣の出現した順番と一致するんです。」
 マユカはダンの質問に答える。
 「だが、平和機構の長官が怪獣を操るなんて、何かあるに違いない。僕の方でも調べて見るよ。」
 ダンはマユカからの情報提供に感謝し、眉下を現場から避難させ、行動を開始した。

 怪獣災害から数日後、国際平和機構の合同会議がマユカの学校の付近の大規模ホールで開催された。ホール周辺は厳重な警備が施され、一般人の立ち入る隙などない状態であった。
 「白倉支部長、日本で度々現れる宇宙人の命を奪っているウルトラセブンの行動について、日本支部としてはどのように考えていらっしゃるのでしょうか?」
 ニミンダは度重なる日本での宇宙人同士の抗争について言及する。
 「しかしですね、一切の防衛手段を有していない以上、宇宙人同士が暴れているのを止められないのも、また事実なのです。」
 「流石は日本人、ノンマルトを攻撃した人種ですね。あなたがたは24年前、一切他人種を攻撃しないと誓ったのではないですか?」
 「たしかに、あのときはそれがノンマルトへの罪滅ぼしになると考え、そう誓いました。しかし、その結果が宇宙人からの侵略行為に無防備でい続けなければならない現状になっているのです。」
 「それの何が問題なのでしょうか?それが、我々地球人の償いのはずです。」
 「しかし、ただ侵略を受け入れ、滅ぼされることこそ、ノンマルトに対する冒涜になるのではないでしょうか?そもそも、国際平和機構は平和の維持を行うことが目的の組織編成だったはずですが、現在はどうですか?防衛という、当たり前のことすら平和を乱す行為と言い、むしろ平和と程遠い対極の位置にあるではないですか!」
 「防衛なんて考えがあるから間違いが生まれるんです。宇宙人に滅ぼされるなら、国際平和機構の志としては本望でしょう。」
 「滅ぼされるために国際平和機構を作ったというのでしょうか?」
 「ええ、そうよ。二度と争わず、宇宙人に滅ぼしてもらう。そうすれば、争いを求める宇宙人が1種族消滅するのだから、平和に近づくでしょう?」
 白倉とニミンダの会話は堂々巡りを繰り返す。そんな中、
 「ようやく見つけたぞ!お前があのロボット怪獣を操り、世界中の電気を
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