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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第118話 美食會最古のメンバー!災悪の戦士ギリム襲来!
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来たのにこれじゃ面目ないね……しかも奴からは死相は全く見えないし僕達には常に死相がある、こんな奴がいたなんて……」


 ボロボロになりながらもギリムを睨むゼブラ兄と普段の冷静な表情が崩れて苦しそうな顔をするココ兄……エネルギーが付きそうだな。


「クソッ、俺の美しい顔をボコスカ殴りやがって……」
「アハッ、傷だらけのサニー君の顔も綺麗だよ」
「ありがとうよ」


 こんな時でも漫才をするサニー兄とセラフォルーさん。だが二人も限界だろう、その顔には悲痛なものが浮かんでいた。


「イッセー、あんな強い奴私も初めてだよ……正直かなりヤバいかも……」
「ああ、そうだな。俺も勝てる気がしない」


 黒歌はまだ戦えそうだが俺はオートファジーが終わりかけている、あと少ししか動けないだろう。


「こうなったら合体技しかないな」
「合体技?懐かしいね、イッセーが好きだった奴だ」
「俺は別にいいけどよ、一人協調性の無い奴がいるぜ」


 俺の提案にココ兄が懐かしそうにそう言った、昔はよく合体技を考えたもんだぜ。


 それに対してサニー兄はジト目でゼブラ兄を見ていた。そういうのは嫌いだからな、ゼブラ兄は。


「ゼブラ兄、頼む!」
「……」


 ゼブラ兄は後方にいた小猫ちゃんを見ると溜息を吐いた。


「今回だけだ、こんなくだらねぇ事に付き合うのはよ」
「おうっ!」


 渋々協力してくれると言ったゼブラ兄に俺は気合を込めた返事で返した。


「黒歌!セラフォルーさん!悪いけどギリムを少しだけ抑えていてくれ!」
「任せて、イッセー!」
「サニー君のために頑張るよ!」


 黒歌とセラフォルーさんにギリムの足止めをお願いした、少し力を溜めないといけないからな。


「正直思っていたよりは勝負になったがそれもこれまでだ、本気で焼き殺してやる」


 ギリムは凄まじい大きさの青い炎を生み出して俺達に投げつけてきた。


「バーナーコロナボール!」
氷河時代(アイスエイジ)!」


 ギリムの投げつけた炎の球体をセラフォルーさんが凍らせようとする、だが……


「さっきと火力が違う!?」


 ギリムの炎はセラフォルーさんの氷を容易く蒸発させてこちらに向かってきた。奴め、本気を出しやがったか!


「クリムゾン・ビックバン・アタック!」


 だがそこに滅びの魔力の球体が飛んできてギリムの炎を消し去った。


「なに!?」


 まさか自身の本気の一撃が消されるとは思っていなかったのか初めて驚いた顔を見せたギリム、奴は防げないと理解したのか炎の壁を張らずに横に飛んで回避した。


「リアスさん!」
「イ
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