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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第四百二十話 戦いの先に待っていたもの その4
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方八方に向けて銃を構える。
地上部隊の隊長と思しき男がエーイチロウ達に警告する。
「今すぐ、銃を下ろして、投降しろ?我々は君たちを殺しに来たわけではない?抵抗しなければ、命の安全は保証する?もう一度繰り返す、今すぐ...」
次の瞬間、地上部隊の隊長の再度の警告を中断するように銃声が鳴り響く。
地上部隊の隊長を撃ったのはエーイチロウだった。
そして、ジエータイの地上部隊が隊長の死を確認した、その一瞬の静寂の内に、エーイチロウは皆に大声で指示を出す。
「発砲?」
地上部隊にできた一瞬の隙を利用して、地上部隊に銃撃を開始するエーイチロウの部隊。
人の死は常に人を動揺させる。
その習性が、地上部隊の敗因となった。
四方八方から銃撃の雨を浴びるジエータイの地上部隊。
多くのジエータイ員が全身に銃弾の直撃を受けて倒れる。
銃弾をその身に受けなかった者は、危険を察知して撤退を始める。
敵の一時撤退を確認したエーイチロウが皆に指示を出す。
「今のうちに弾を補充しておけ?すぐに次が来るぞ?」
メンバーたちが銃に銃弾を補充している間、エーイチロウはジエータイのヘリコプターに向けて銃を構える。
エーイチロウ達が銃弾を補充している間に、襲撃を開始しようとしていたのか、銃を構えるエーイチロウの存在を確認したヘリコプターが離れていく。
ヘリコプタ―が離れていくのを確認したエーイチロウは、銃に弾を補充する。
エーイチロウは再びに皆に向かって指示を出す。
「発砲?」
再び、エーイチロウ達を中心に四方八方から銃弾が放たれる。
遠距離からエーイチロウたちを狙撃しようとしていたジエータイ員達が次々と倒れていく。
その様子はエーイチロウたちの目視では確認できないものの、遠くから人が倒れる音が連続して複数、聞こえてきた。
遠距離からの狙撃も、エーイチロウはアズマ山での戦闘で経験している。
部隊のメンバーたちが、エーイチロウの人並外れた戦闘センスに、思わず口元を緩めてしまう。
そう、エーイチロウの存在が、この多勢に無勢な状況下でのメンバーたちにの心の支えになっているのだ。
エーイチロウが皆に指示を出す。
「俺は死亡したジエータイ員どもから、銃と銃弾を奪ってくる、お前たちは周囲の警戒を引き続き頼む?」
6人のメンバーが一斉に叫ぶ。
『了解?』
人数不足を銃の数で補おうとするエーイチロウの戦い方に、ジエータイ員達も驚愕している。
「あれが能沢エーイチロウ...まるで俺たちの行動を予測しているかのような戦い方...悔しいが奴らは俺たちより、『戦場』を知っている...」
「奴はこの国の矛盾が生んでしまったモンスターだ、殺すつもりでいかないと、俺たちが殺されてしまう...?」
「でも、隊長は殺さずに逮捕しろと命令したはずだ?」
「その隊長はもう
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