第十九章
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
くことすらない。
「どうする?ここで始末をつけるか」
「何か面白くなくなったな」
カイは軽くこう述べた。
「ここじゃ何だか」
「場所を変えるか」
「予定は変わったけれどいいか」
軽い言葉が続く。
「場所は」
「三十六年前だな」
「ああ、そこに行けばいい」
「三十六年前!?」
「まさかこいつ!」
良太郎と桜井は今の二人の言葉を聞いてすぐに悟った。
「この二人まさか」
「三十六年前に行くつもりか!」
「ああ、そこで待っているぞ」
牙王が笑いながらその二人に対して言ってきた。
「来たければ来い」
「くっ、待て!」
桜井がまず二人を追おうとする。
「行かせるか!ここで御前等を」
ベルトを取り出す。それでゼロノスに変身しようとする。
「野上、行くぞ!」
「いや、待って」
だが良太郎はここでその桜井を止めるのだった。
「僕達も行こう、三十六年前に」
「おい、どうしてだよ」
これは桜井にはわからなかった。怒る目で良太郎に問う。
「ここで奴等を倒しておかないと過去で何されるかわからねえぞ」
「そうだよ、野上」
デネブも良太郎に対して言う。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ