第四幕その四
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「周りをしっかりと見られる」
「そうした余裕はな」
「時間的にもで」
そしてというのです。
「精神的にもね」
「もうけていくな」
「そうするわ、詰めに詰めて」
お仕事の予定をというのです。
「やっていくよりも」
「余裕ももうける」
「それがいいわね」
「確かに。何でもギリギリだと」
キャプテンも言ってきました。
「よくないよ」
「そうよね」
「お仕事を終わらせて遊ぶのはいいことでも」
「やるべきことをして」
「それでもだよ」
「お仕事は余裕を以て」
「そうしていくとね」
「いいわね」
「うん、時間的にも精神的にもね」
その両方でというのです。
「余裕をもうけて」
「やっていくことね」
「そうだよ、ではね」
「これからもね」
「やっていこう」
「わかったわ」
トロットはキャプテンの言葉にも頷きました。
「このことはいい勉強になったわ」
「全くだね」
「いつも何でも勉強出来て」
「そう、成長出来るね」
「そうよね」
「これは外の世界でもだけれど」
「オズの国でもよね」
こちらでもというのです。
「同じよね」
「そう、お伽の国でもね」
「何時でも成長出来るわね」
「何処までもね、外見は変わらなくても」
「心はね」
「どんどん磨かれて」
そうしてというのです。
「奇麗になってだよ」
「大きくなっていくわね」
「だからね」
それでというのです。
「今回のことも覚えておいて」
「お仕事にもね」
「活かしていこう」
「それではね」
こうしたお話をしてでした。
皆で地図と羅針盤を見つつポリクロームの案内も受けてでした。
まずは公園に向かいました、そこはオズの国のお空で最も大きな自然公園でキャンプ場やジャングルジムもあるということでした。
その公園が見えるとでした、ジョージ達は気球の中で言いました。
「ああ、お空だからね」
「浮島なんだ」
「浮島の上が森になっていて」
「草原や川も見えるわ」
「湖だってね」
「あそこが公園なの」
ポリクロームが五人にお話しました。
「お空のね」
「あそこに行って」
そしてとです、ノーム王は言いました。
「皆と挨拶するんだね」
「そうよ」
ポリクロームはノーム王に答えました。
「それで遊ぶこともね」
「するんだね」
「一日そうしない?」
ポリクロームは王様に提案しました。
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