第四幕その三
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「私もそうで」
「ドロシーもベッツイもね」
「もう皆ね」
エメラルドの都ひいてはオズの国全体を治める四人の王女達はというのです、当然その中心はオズマです。
「そうした考えだからね」
「お仕事はね」
「どんどん入れて」
「やっていって」
「そして」
そのうえでというのです。
「終わらせてるわ」
「そうよね」
「だからお仕事を余裕を以てね」
「やっていくことは」
「ちょっとないわね」
エメラルドの都ではというのです。
「本当に」
「そうよね」
「けれど余裕を以てお仕事をすることもね」
ビリーナも言ってきました。
「いいわね」
「そうね、何があってもね」
「対処出来るからね」
「何時何が起こっても」
「対処出来る様に」
その様にというのです。
「しておくこともね」
「いいことね」
「そうよね」
「特にはじめてのことだと」
ビリーナは言ってきました。
「余裕があるとね」
「いいわね」
「ノーム王はそこもね」
「出来ているわね」
「そう考えたら」
それならというのです。
「ノーム王はお見事よ」
「私達も見習わないとね」
「ええ、余裕も大事よ」
「お仕事にはね」
「仕事を終わらせてから遊ぶことは当然にしても」
ドワーフ王も言ってきました。
「仕事自体にな」
「余裕をもうけることもね」
「必要だな」
「ええ、私達は短い時間でね」
「その日の分をだな」
「手分けもして」
「終わらせるな」
「そしてね」
そのうえでというのです。
「その後でね」
「遊ぶな」
「そうしているけれど」
それでもというのです。
「その際余裕がある様にもね」
「しておくことだな」
「オズマ達にお話しておくわ」
トロットはドワーフ王に答えました。
「お仕事には余裕もね」
「入れることだな」
「そうね、あれね」
トロットは考えて言いました。
「お仕事の合間も周りはちゃんと見ても」
「それでもな」
「じっくり見る位の」
「状況確認も忘れないことじゃ」
「それ位の余裕はね」
「あることじゃ」
「オズマは一瞬で出来るけれど」
お仕事の合間の状況確認はです。
「けれどね」
「それでもな」
「私はね」
「オズマ姫程ではないか」
「そう思うから」
自分でというのです。
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