第七章
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メッシュが入り完全に別人になるのだった。何故か服は着流しになっている。しかも黒と黄色の縦縞だ。
「泣いてるのは誰や！」
「だ、誰やだって！？」
「い、一体何が起こったんだ」
流石に今の豹変には二人も面食らった。思わず良太郎を見る。だが彼は二人を見てはいない。ここに非常に大きな違いがあった。
「あの娘か。わかった」
「わかったっておいあんた！」
「何をする気だ！？」
「泣いてる娘にはやっぱり飴や！」
そう言うとお菓子屋に駆け出す。そしてそのままお菓子屋に突っ込んで店を滅茶苦茶にした。
「な、何て奴だ」
「店が完全に壊れたぜ兄貴」
またしても呆然とする二人。しかもこれに終わらない。
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