第六章
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
。あいつも」
「あいつも?」
「いや、何でもない」
そこから先はあえて言わなかった。
「ただな。また見ることになるかもな」
「目立つ人だしね。じゃあ大介」
「ああ」
次にゴンが何を言うのか風間はもうわかっていた。そのうえで彼女に応える。
「遅れたし皆待ってるから」
「わかってる。行くか」
「うん、急いでね」
こうして彼は次の仕事先へ向かった。これが風間と良太郎、そしてウラタロスの出会いだった。
矢車と影山は探偵になっていた。かつての頃の様なやさぐれた格好ではなくネクタイとまではいかないまでも有り触れた上着とズボンで街を歩いている。歩きながら影山が矢車に声をかけた。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ