第四章
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等みたいに変な格好でしか出られないのは問題外だぞ」
「大丈夫だ。変装すれば」
デネブは自分のことがわかってはいなかった。
「俺だっていつも街を出歩いてるじゃないか」
「あれ、凄く怪しいよ」
良太郎が彼に突っ込みを入れる。
「ちょっと。まずいんじゃないかな」
「ほら見ろ」
桜井は良太郎の今の言葉をデネブに対して見せる。
「野上もこう言ってるだろうが」
「そんな。凄くいい方法だと思ったのに」
「まあそれでも四人ででも何もしないよりはましか」
一応はデネブのやる気も受けるのだった。
「それでやってみるか」
「そうね」
最初にそれに応えたのはコハナだった。
「じゃあやっぱりそれで」
「私もそれでいいわ」
ハナも頷いてきた。彼女はずっとコハナの向かいの席に座って話を聞いていた。桜井に身体を向けて答えるのだった。
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