第三章
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れど」
トラブルに始終巻き込まれているので対応は見事なものだ。
「どうして貴女がここに」
「それはね」
「はい」
「話せば長くなるのよ」
良太郎に少し言葉のフェイントをかけたのだった。
「それでもいいのならお姉さんお話してあげるわ」
「それでいいって」
「じゃあ。早速ね」
かなり強引に話に持って行かれた。それで話を聞いてから良太郎は。まだ信じられないといった顔ながらも言うのであった。
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