第三幕その二
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「美味しいな」
「全くだ」
「お肉もお野菜も果物も」
「そして卵料理も」
「どれもいい」
「全くだな」
「ははは、皆で楽しんで食べよう」
カリフ王はそのノームの人達に言いました。
「飛行船にいる間はな」
「はい、それでは」
「歌や踊りも楽しみ」
「そしてですね」
「お食事もですね」
「そうしていこうぞ」
こう言ってです。
ノーム王は今度はオムレツを食べました、その上で言いました。
「こちらも美味いのう」
「ノームの人達も卵食べられる様になって」
それでと言うジョージでした。オムレツを食べながら。
「よかったですよね」
「卵って美味しいんですよね」
神宝はにこりとしてオムレツを前に言いました。
「どんなお料理にも出来ますから」
「こうしてオムレツやスクランブルエッグにしてもよくて」
カルロスはスクランブルエッグを食べつつ言います。
「目玉焼きにしてもいいですね」
「茹で卵もいいですね」
ナターシャはスクランブルエッグにケチャップをたっぷりとかけています。
「そちらも」
「他にも色々お料理があって」
恵梨香はスクランブルエッグにお醤油をかけています。
「卵っていいですよね」
「うむ、触ると死ななくなって」
ノーム王は五人に応えて言いました。
「食べられる様になってよかった」
「全くですね」
「お肉やお魚もいいですが」
「卵もいいです」
「こちらも美味しく食べられます」
「そうした食べものですから」
「食べられる様になってよかった」
実にというのです。
「それだけでも幸せじゃよ」
「飲む時にも茹で卵かオムレツがあれば」
キャプテンは今はオートミールを食べながら言いました。
「それだけで違うからな」
「おつまみになるのよね」
「そうだよ」
バターコーンを食べているビリーナに応えました。
「それだけで」
「だからいいのね」
「うん、わしは最近な」
キャプテンはさらに言いました。
「卵焼きやかにたまもな」
「好きになっていてなのね」
「お酒を飲む時におつまみにしている」
実際にというのです。
「そうしているのだよ」
「そうなのね」
「だからな」
それでというのです。
「わしも卵はな」
「好きなのね」
「家鴨や駝鳥の卵もあるしな」
「ああ、鶏だけじゃなくて」
ビリーナも応えます。
「卵はね」
「色々な鳥が産んでくれるな」
「そうなのよね」
「それでそうした鳥の卵もじゃ」
「食べる様になったのね」
「最近はな」
そうなったというのです。
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