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国旗のピエロ
第三章

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「表しているんだ、地球は色々か国家と」
「それとですか」
「その中にいる市民、国民や人民という国もあるけれど」
「人は人ですね」
「人以外の生きものや環境も」
「全てですか」
「地球の中にあって」
 そうしてというのだ。
「一つ、だから明るく楽しく平和に」
「過ごすべきですか」
「そう言いたくてね」
 そうした考えでというのだ。
「僕はなんだ」
「ピエロとして活動されていますか」
「そうなんだ、明るく楽しく」
「平和を訴える」
「どの国も同じだよ」
「地球の中にあるですね」
「国で人間で生きものでね」
 そうしてというのだ。
「環境なんだ」
「だから平和にですか」
「明るく楽しくね」
「そうしてというのだ。
「過ごすべきだってね」
「主張されてるんですね」
「そうだよ、争うことはないんだ」
 ピエロは微笑んで話した、元々笑っているメイクであるがその下の素顔がそうなっていた。
「人間同士、明るく楽しく平和にだよ」
「過ごすべきですね」
「そうだよ、そのことをこれからもね」
「訴えられますか」
「うん、僕はね」
「ピエロをされて」
「そうしていくよ」
 インタビューでこう話した、そしてだった。
 ジェーンは自分の動画でこのインタビューを編集することなくそのままあげた、するとこのインタビューは大好評であり。
 ピエロのことがわかり誰もが彼を絶賛する様になった、彼はその中でこれまで通り活動を続けていたが。
 マジシャンのユーチューバーの活動に戻ったジェーンは友人に神妙な顔で話した。
「そうね、明るく楽しくて」
「平和であったらね」
「地球がね。それに越したことないわね」
「そうよ、世界の何処かで戦争になって」
 友人はジェーンに真剣な顔で話した。
「大騒ぎになったら」
「もうね」
「石油とか天然ガスの価格が上がって」
「小麦粉とか玉蜀黍とかね」
「食べものの値段も上がって」
 そうなってというのだ。
「大変よ」
「そうよね」
「鶏や豚の飼料が高くなったら」
 友人はジェーンと共にコーヒーを飲みながら話した。
「お肉や卵の値段もよ」
「上がるわね」
「卵の値段が上がったらね」
「皆よく食べるしね」
「色々なお料理にも使うでしょ」
 卵はというのだ。
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