第二話 恐竜屋へその十一
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「じゃあ私達もね」
「この二人が下がるのなら」
「ここはね」
「一旦去りましょう」
こう言い合って彼等も撤退に入るのだった。
「それじゃあ何か凄く忌々しいけれど」
「また会いましょう」
フラビージョとウェンディーヌが言ってであった。彼等も姿を消した。それと共にウガッツやし下忍達も去ってである。後には十五人の戦士達が残った。
彼等は戦いが終わったのを確かめてから。それぞれ歩み寄りそのうえで話をするのであった。
「あんたは知ってる」
「ええ、お久し振り」
ハリケンブルーが明るい声でマジイエローの声に応えた。
「マジイエローの小津翼君ね」
「ああ、名前も覚えてくれていたんだな」
「ハリケンブルー、野乃七海よ」
ここでフェイスを外しそこから素顔を見せるのだった。
「本当に久し振りね」
「全くです」
アバレブラックも懐かしむ声で彼女に応えてきた。
「お元気そうで何よりです」
「貴方もね。アバレンジャーの人達も」
「そうだな。あの戦いは中々楽しかった」
アバレブルーも彼にしては珍しく昔を懐かしむ言葉だった。
「何かとな」
「全くだ」
ハリケンレッドもそのフェイスを外し素顔になっている。そのうえで彼も名乗ってきた。
「ハリケンレッド、椎名庸介だ」
「ハリケンイエロー、尾藤吼太」
「カブトライジャー、霞一甲」
「クワガライジャー。霞一鍬」
続いて彼等も名乗ってきた。これがハリケンジャーとゴウライジャーであった。
「アバレンジャーも元気そうで何よりだな」
「全くだ。しかし」
「そこの六人は」
「一体誰だ?」
「ああ、俺達か」
マジレッドが彼等の言葉に明るく応えてきた。
「俺達はマジレンジャーっていうんだ」
「マジレンジャー!?」
「そうよ、魔法で戦うのよ」
マジピンクも明るい感じで彼等に応えてきた。
「魔法でね」
「魔法で戦うのか」
「また変わっているな」
一甲と一鍬はそれを聞いて首を傾げさせた。
「俺達は忍術だが」
「それとは違うのだな」
「忍者なの」
マジブルーはそれを聞いてあることを思い出した。
「私も忍者になったことがあるけれど」
「あんた達も色々あるんだな」
「ええ、本当に色々あったわ」
マジブルーはそのことに応える。
「それでだけれど」
「帰る?」
マジピンクがこう提案してきた。
「それじゃあ」
「帰るって何処にだよ」
「だから恐竜屋」
そこだとマジレッドに話す。
「戦いは今のところ終わったし」
「そうか。それじゃあ帰るか」
「そうですね。アスカさんも来てくれましたし」
マジレッドに続いてアバレッドも言ってきた。
「それじゃあ」
「そうだな。皆でまたカレー食うか」
こんな話をしてから恐竜屋に戻るのだ
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