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ドリトル先生の落語
第二幕その十一
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ね」
「ネタを勉強して」
「文化とかも」
「それで日本語自体も勉強する」
「そうしないと駄目なんだね」
「そうなんだ、奥が深くて楽しくて難しい」
 先生はこうも言いました。
「それがだよ」
「落語だね」
「そうなんだね」
「そして漫才もだね」
「ひいては」
「そうだよ、お笑いは真剣にしたら」 
 それならというのです。
「本当にね」
「真剣に勉強してするもので」
「奥が深い」
「そして楽しく難しい」
「そうしたものだね」
「そうだよ、ではこの寄席を観に行こう」
 大学の落語研究会のそれをとです、先生は笑顔で言いました。
「そうしようね」
「うん、是非ね」
「どんなのか観よう」
「そして笑おうね」
「皆でね」 
 今から笑顔で言う先生でした、そして実際に寄せを観に行くのでした。

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