暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第117話 死闘サラマンダースフィンクス!小猫よ、四天王を使いこなせ!
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「させないよ」
「えっ……?」
すると喜んでいた私達の背後で何かが叩きつけられる音が聞こえたの、振り返ってみると小猫の背後で黒歌が何かの生物の腕を取って地面に叩きつけている光景が見えたわ。
「ニ、ニトロ!?」
でも何より驚いたのはその生物がかつてベジタブルスカイで見たニトロだった事よ!あの時の奴とは違う個体みたいだけどなんでここにニトロがいるのよ!?
「皆さん!実は私と小猫ちゃんは道中でニトロに襲われたんです!サラマンダースフィンクスの件で伝えるのが遅れてしまい申し訳ありません!」
「なるほど、偶然このピラミッドに乾眠していた個体がいたんだね。そして何らかの原因で目覚めたけど栄養が足りないからメロウコーラを狙ったって訳か。でも残念でした、私がいる限り可愛い妹をやらせはしないよ」
アーシアの説明を聞いていた黒歌さんが淡々と話しながらニトロを押さえつけていた。あのニトロは小猫に攻撃しようとしたの!?全然気が付かなかったわ……
「小猫ちゃん、大丈夫か!?」
「は、はい……姉さまのお蔭で怪我はありません」
「そうか……でもなんて奴だ、気配が一切読めなかった。もし黒歌がいなかったら……済まない、黒歌」
「ううん、私も正直ギリギリだったしイッセー達は戦闘の直後だったから仕方ないよ。だから気にしないで、イッセー」
小猫に駆け寄ったイッセーは自分もニトロに気が付かなかったと悔しそうに顔を歪めるが黒歌は気にしないでと返した。
「おいイッセー、そのブサイクな生物は何だ?美味いのか?よく見りゃ刑務所でも似たような小さい奴を見た覚えがあるな」
「ウチも初めて見たし」
「俺も知らないぞ、何か珍しい生き物なのか?」
「ええとコイツは……」
ニトロを知らないメンバーにイッセーは一龍さんから聞いたニトロの情報を話した。
「なるほどな、生物として真っ当な性格をしてやがるようだ」
「そんな風に思えるのはゼブラ兄だけだって……」
凶暴性や食欲を聞いたゼブラさんが共感するようなそぶりを見せたのでイッセーは溜息を吐いた、少なくとも知性のある人間が思う事じゃないのよね……
「でもよ、こんな奴が本当に高い知能を持ってるのか?にわかには信じられねぇな」
「そのことなんですが……」
アザゼルの疑問に小猫が何かを話し始めた、それはこのピラミッド内でニトロの描かれた壁画を見つけたという話だったわ。
「ニトロが書かれた壁画か……このピラミッドの建設は当時の技術では到底不可能だと言われていた、だとするとこのピラミッドを作ったのはニトロ、もしくは知恵を人間に与えた可能性があるな」
「はい、もしかしたらこの本もニトロが書いたのかもしれませ
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