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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第117話 死闘サラマンダースフィンクス!小猫よ、四天王を使いこなせ!
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たちにお礼を言ってイッセーとゼブラさんはサラマンダースフィンクスに向かっていく。
「小猫ちゃん、まずは何をすれば良い!?」
「えっと……」
小猫がレシピ本を読もうとしたその時だった、サラマンダースフィンクスの長い鬣が丸く纏まってまるで拳のような形になったの。
するとサラマンダースフィンクスは鬣を自由自在に動かしてイッセー達に攻撃を仕掛けたわ、今までは爪や舌を使った攻撃ばかりしてきたので予想外の攻撃にイッセーとゼブラさんは攻撃を受けてしまった。
「がはっ……!」
「イッセー先輩!?」
「おい小娘!さっさと指示しやがれ!」
吐血したイッセーに小猫が駆け寄ろうとするがゼブラさんの怒号が当たりに響いた。
「えっ……?」
「コイツは適当に痛めつけりゃ泣くのか?違うんだろう?その本を読めるのはてめぇだけだ、俺を使うと言った以上腑抜けた事しやがったらぶっ殺すぞ!」
「ッ!」
ゼブラさんの叫びを聞いた小猫は今までとは違う力強い目つきになった、そしてエプロンやコック帽を付けるような動作を取ると大きく息を吸って叫んだ。
「これよりメロウコーラの調理を始めます!」
「ああ、頼んだぜ!」
小猫の叫びを聞いたイッセーは信じているという意味を込めた笑みを浮かべた。
「まずは全身をくまなく均一に叩きます!肉叩きで肉の繊維を柔らかくするように!力加減は強めに程よく!」
「ならここは俺がやる」
鬣の攻撃を回避しながら全身を叩くのは難しいわ、でもゼブラさんならその問題を解決できるわね。
「サウンドバズーカ!!」
音の衝撃がサラマンダースフィンクスの全身を打ち付ける、小猫はそれを見て頷いた。
「よし……次は胸の中央、溝内の部分を少し強めに叩いてください!」
「なら俺が懐に潜り込む!ゼブラ兄はフォローしてくれ!」
「しかたねぇな」
イッセーはサラマンダースフィンクスの懐に目掛けて一直線に突っ込んでいったわ。でも奴は鬣を再び操ってまるで雨のような猛攻を振り下ろしたの。
「音壁!」
それをゼブラさんの音の壁が防いでくれた、でも威力が大きくて直ぐにヒビが入ってしまった。
「チッ、もたねえか……!」
そして音壁が壊れてイッセーに鬣が襲い掛かった、でもそこに大量の魔剣が出てきてイッセーを守ってくれた。
「イッセー君、行って!」
「祐斗、ありがとうな!」
祐斗が魔剣で攻撃を防いでくれたのね、二人の援護もあってイッセーは無事にサラマンダースフィンクスの懐に潜り込めたわ。
「小猫ちゃん、ここでいいか!?」
「いいえ!もう少し右に寄ってください!」
「了
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