暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第117話 死闘サラマンダースフィンクス!小猫よ、四天王を使いこなせ!
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フィンクスの足止めを任せたイッセーは小猫の側に向かう、私も飛んで来る斬撃や瓦礫からイッセー達を守るために彼らの側に向かったわ。


「小猫ちゃん、さっきの話はどういう事だ?サラマンダースフィンクスの涙がメロウコーラだって聞こえたが……」
「はい、メロウコーラというのはサラマンダースフィンクスが食べた獲物の栄養をブドウ糖にして涙腺にため込んだ液体がそうなんです!」
「なんでそんなの事が分かるんだ?食材の声が聞こえたのか?」
「いいえ違います、この本のお蔭です」


 小猫はそう言って古い本をイッセーに見せた、私も気になるけどこっちが忙しいから流石に中身までは見てられないわね。


「この本は?よく分からない古代の文字が書いてあるが……」
「私はこの字が読めます!言葉の意味も姉さまに教えてもらったので内容が分かったんです!そしてこの本が猛獣の捕獲方法や調理方法の書かれたレシピ本だと分かりました!」
「この絵に描かれている猛獣はダンゴール?他にもこのピラミッド内で遭遇した猛獣の絵が書いてある……そうか!今まで出会ったあの猛獣達は特殊調理食材だったんだ!だから偶然誰かが正しい捕獲が出来ていたから美味しかったり不味かったりしたのか!」


 どうやら私達が遭遇した猛獣は特殊調理食材で偶然美味しくなるように捕獲出来てたという訳ね。


「先輩、このページを見てください。ここにはサラマンダースフィンクスのような生物が涙を流している絵が描いてあります。この絵はサラマンダースフィンクスからメロウコーラを取り出すための工程が書かれているんです」
「じゃあその手順をすればメロウコーラをゲットできるって事か!?」
「間違いありません!」
「そうと分かれば……ゼブラ兄!聞こえただろう!メロウコーラをゲットする方法が分かったぞ!」


 イッセーがそう叫ぶとゼブラさんが側に高速で飛んできたわ、今はアザゼルたちが気合でサラマンダースフィンクスを引き付けている。


「話は聞こえた。小娘、お前ならその本が読めるんだな?」
「はい、このページの解読は姉さまと一緒に終えました。ただ私ではあの猛獣を調理して涙を流させることはできないのでゼブラさんにお力を借りたいのですが……」
「この俺を使おうってか?」
「はい!」
「はっ、ムカつくほど良い笑顔で言い切りやがって。いいぜ、やってやるよ」
「よし、なら話は決まったな!小猫ちゃんは俺達を調理道具として使ってくれ!」


 イッセーとゼブラさんは小猫の指示を聞きながら戦う事になったわ、するとアザゼルたちがサラマンダースフィンクスに弾き飛ばされる光景が見えた。


「すまねぇ、限界だ!」
「時間を稼いでくれてありがとうな、皆!あとは任せてくれ!」


 倒れるアザゼル
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