暁 〜小説投稿サイト〜
転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
???編
第十七話 ソリッドステートスカウター・リベンジ
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..俺たちの敵を倒すために!!」

その言葉に返すようにバーダックの気は急激に大きくなり白色のオーラがさらに増加した。

「まだ本気ではなかったか、だが所詮サイヤ人...僕の敵ではない。」

まるで志半ばで倒れたサイヤ人の魂がバーダックに集うように気がバーダックの集結し、さらに気を高く上げる。

「フリーザ。行くぜ?」

バーダックが動いた。その移動は先ほどまでのフリーザを大きく超え一瞬にして背後まで移動した。フリーザが気づく前にバーダックはフリーザにタックルを入れ吹き飛ばす。さらに背中に拳を入れ、体を捻りまるでライダーキックのように片足で蹴り飛ばした。まだまだ追撃は終わりではない。正面からフリーザに近づき腕をクロスさせガードの構えととったフリーザに真正面から気弾を溜めた腕で殴った。
殴りと気の爆風でガードが緩んだところを掴み、ぶんぶんとぶん回してフリーザを投げつける。そしてバーダックは宇宙空間に浮く主惑星に足を付けた。

「フリーザ...これが、俺たちサイヤ人の貴様ヘの怒りだ!!」

そう言うとバーダックは小惑星を思いっきり蹴り反動でフリーザに急速で迫る。
そして拳に全ての力を入れる。気が右腕に集まりさらに気を増幅させる。
【スピリット・オブ・サイヤン】
巨大な大猿を模した拳はフリーザを捉え、フリーザの身体を打ち抜いた。
拳圧はフリーザの身体を超えその背後まで衝撃波が飛んだ。
その威力は途轍もなく、フリーザを後方50mほどぶっ飛ばし、小惑星を何個も破壊してやっと停止したほどであった。

「バカな...なぜここまでの力が...」

「フリーザ、貴様はサイヤ人のことを舐めすぎていたんだ。」

「舐めすぎていただと...?笑わせる。もう息が上がっているじゃないか。君がやっとの思いで僕にダメージを与えたところで、僕にとっては大した攻撃ではない。さすがに今のは焦ったが、これが君の限界なら...もう君に勝ち目はない。」

フリーザの言葉はその通りで、バーダックは今の攻撃で力をほとんど使い果たしてしまった。

「ふざけるな...サイヤ人に...限界なんか関係ねぇ!」

バーダックは根性で気を上げようとするが、身体はついていかなかった。
消える瞬間のろうそくのように一瞬気が大きく上がると、気のオーラは消え大幅に戦闘力が下がってしまった。

「ほらね、僕の言った通りだ。」

フリーザは不敵に笑った。その笑いをバーダックは苦虫を?みつぶしたような顔で眺めることしかできなかった。

「残念だったね。でもよくやった方だ。僕にここまで力を出させるなんて。褒めてあげるよ。」

フリーザは勝利を確信し、傲慢な態度に戻った。

「フリーザ...なぜ俺たちを騙したんだ...」

バーダックはかすれた声
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