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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
???編
第十七話 ソリッドステートスカウター・リベンジ
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しょ?」
「ふん..礼だけは言っておいてやる。」
バーダックは手すりを掴み、地を思い切り蹴ると、バビューーーン!!と宇宙へと向かって飛びあがった。
何も知らないサイヤ人たちは、バーダックが蹴ったところが大きく凹んで...どころかえぐれているのを見て唖然とした。
バーダックはフリーザの乗る宇宙船を目指して空を飛ぶ。
風を真っ二つに切り、さらに高度と速度を増していった。
【挿入曲:ソリッドステートスカウター】
ーフリーザの宇宙船にてー
フリーザは宇宙船の窓から惑星ベジータを眺めていた。
その背後には側近の二人、ザーボンとドドリアが立っていた。
「フッフッフ...久しぶりに花火が見られそうですね...」
「フリーザ様!サイヤ人が一人で突っ込んできています!」
「ほう、何故だか知りませんが感づかれましたか。ですが相手は猿一人。兵士全員で囲んで殺して差し上げなさい。」
フリーザは兵士に命令を出した。そこには焦りの感情など全くなく、家に入ってきたハエを殺すような感覚であったのだろうが、これからの数時間で全てが変わることをまだ誰もが知らなかった。
フリーザ軍の兵士はバーダックを迎え撃つように、千、いや万は超えるほどの大勢力でバーダックを囲む。
「へへへ...まんまと一人で突っ込んできやがって...殺してやる!」
ある一人の中級兵士がバーダックをあざ笑い己の昇給目当てで襲い掛かる。
兵士の拳はバーダックに迫る。だがバーダックは真正面に進むのをやめなかった。
兵士の拳が命中するとき、バーダックは右手だけでそれを余裕で受け止め、左手を兵士の腹にあて全身を包むような気功波を放ち、兵士の身体を蒸発させた。
「なっ...」
その場にいたものが予想外の出来事に困惑した。
「奴は下級戦士のはずだ...なのにあんな一瞬で...」
バーダックは狼狽える兵士どもに大声で言った。
「お前ら!俺の目的はフリーザただ一つだ!邪魔をするならさっきのように殺す!それが嫌なら...道を開けろぉぉぉーーーっ!」
バーダックの声はフリーザの宇宙船まで届いた。
「サイヤ人とは本当に愚かな種族ですねぇ...勝てないのをわかって私に挑もうとするとは...あなたたち、やってしまいなさい!」
フリーザの指揮によりその場に立ち止まって(浮遊して)いた者たちはバーダックへと襲い掛かる。だがさっきのとは違い、数でバーダックを囲むようなチームワークを取っていた。きっと個人では勝てないと悟ったのだろう。先ほどのバーダックの行動でこれが消化試合から命がけの戦いへとなった。
「フリーザぁぁぁぁーーーっ!!!出てきやがれぇぇぇーーーっ!!」
バーダックは声をあげるとともに宇
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