第二話 恐竜屋へその三
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そうしてそのうえで二人にも声をかけるのだった。
「御前達もだな」
「言われればな」
「その通りさ」
黄色い服の男はいささか憮然として素直ではない様子だったが赤い服の少年は明るい顔で返した。二人も仕草はそれぞれ違っていた。
「兄貴の言う通りな」
「そうだよ、蒔人兄ちゃん」
「よし、翼に魁もそうか」
「僕もですよ」
紺色と金色の端整な服を着た美青年も微笑んで答えてきた。
「やっぱり仲がいいことこそが最高ですね」
「ヒカル先生もわかってるじゃない」
芳香はその青年の言葉を聞いて明るい顔になる。
「流石麗の旦那さんね」
「ちょっとお姉ちゃん」
麗は今の姉の言葉には少し困った顔になる。
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