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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第四百十話 混乱 その4
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第四百十話 混乱 その4
無色主義。
それは何色にも染まらない自由な主義。
そして、この国に『無色主義』による革命を起こすために結成された組織『紅軍連合』。
この物語はカオスと化した敗戦国、新日本に革命を起こすために戦う、若者たちの青春群像劇である。

裏切り者である木藤リョウとセッ●スした疑いで、縄で両手両足を縛られてしまった石川ユニ。
能沢エーイチロウは石川ユニの自由を取り戻すために、木藤リョウ捜索を志願するが、紅軍連合のリーダーである倉都テツオに拒否されてしまう。
そう、能沢エーイチロウは今の紅軍連合にとって必要不可欠なメンバーであると同時に、ジエータイやケーサツ、BEI軍などの国防組織に一番危険視されている人物になってしまったのだ。
倉都テツオは新メンバーたちの教育のために、尻澤エリコ、加藤モトヒロ、上松サトツ、理由地エルの四人に木藤リョウの捜索と捕獲の任務を与える。
尻澤エリコ、現役ジャーナリスト。師匠を助けるために紅軍連合に潜入するも、その師匠はすでに死んでいた。
加藤モトヒロ、後に『加藤無双』と呼ばれる大量無差別殺人事件を起こす男。
上松サトツ、日本からグァイジを一人残さず殲滅するために紅軍連合に志願した男。
理由地エル、見た目は男だが、心は女性、性差別を日本から無くすために、紅軍連合に志願した。
上記の4人は下山の際に、それぞれの持論をぶつけ合い、自らの立場ががすでに引き返せない情況であることを再確認した。
4人は山を下りて、石川ユニと木藤リョウが密会したと思われるアパートに到着した。
アパートの部屋には、当然のごとく誰もいなかった。
ダメもとで、尻澤エリコが、アパートの管理人に木藤の居場所を聞いてみる。
「ああ、木藤さんね、すぐに引っ越しちゃうもんだから『どこに行くの?』って聞いてみたら、東京に行くって言ってたよ」
「東京?ちなみにその会話で、今日の何時ごろの話ですか?」
「つい、さっき、十分前ぐらい」
「木藤さんがここから離れる時、なにか乗り物とかに乗ってました?」
「乗ってないよ、徒歩」
4人はそれぞれの顔を見合わせて、同時にうなずく。
4人はアパートから一番近い距離にある駅に走って向かう。
駅に着いて、急いで東京方面の電車の切符を買う。
改札を通って、すぐに東京方面に向かう電車のホームに向かう。
階段を下りて、駅のホームにたどり着く。
そして、駅のホームの一番奥に、見知った男がバック片手に立っていた。
4人は一斉にその男に向かって走る。
加藤モトヒロが男に向かって叫ぶ。
「木藤ィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ?」
走ってくる4人の姿を見た木藤リョウが駅のホームのフェンスによじ登る。
フェンスを飛び越え、街路地に着地する木藤リョウ。
4人の誰もが、しまったと思
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