R19話 私こそ新たなATEM【新たな神】
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ルアイドル同好会かぁ〜!!!』ちょっとぉー!!!!」
かすみの言葉を強引に切った人物……それは。
「君は……この前の!!」
「また会いましたね高咲侑さん。」
浦野冥斗???この前のスクールアイドルイベントにて侑と邂逅した男。性格の一部にドン引きすると同時に、圧倒的な強さでタイフォンの3人を退けた。
「それよりスクールアイドル同好会の皆さま!今後の予『そんなことはいいんですよ!!』??おわっ!!」
キモオタ的な性格を見せはじめた冥斗を突き飛ばして、話の主軸になったのは???
「あっ……陽人くん。」
「ハル!?何でここに?」
「姉ちゃん???!」
学生隊の副リーダー 宮下陽人……その姉と思いがけずに出会う。
〜〜〜
「というわけで、小生たち政府特務機関ヘラクレスの学生部隊の本部が隣に入るわけです。今回はその挨拶と……」
一通りの事情を話した冥斗。そこにかすみは少し不審そうに語り始める。
「それってもしかして……かすみんたちを組織としてストーキングしてるってことですかぁ!?」
「それは違うよかすみちゃん。」
「否定早すぎますよ歩夢先輩……!」
場が苦笑いに満ちてしばらく閑話休題。陽人は真剣な面持ちで話し始める。
「侑先輩はなんとなく事情を知っていると思うが、スクールアイドルの活動に際して、怪人とか怪物の類いが人を襲う事例が頻発している。そこで我々ヘラクレス学生隊は、スクールアイドルを最前線で防衛しつつ、その怪人に対処するということになった。」
「あの〜少し、いい?」
侑は陽人に尋ねる。
「前に倒して逮捕された人って……」
「あぁ???タイフォン幹部のシンという奴か。奴はヘラクレスの特別収容所で治療中だ。傷がかなり酷くてな。」
「そっか……なんかすみません??///」
自分が倒した相手が瀕死の重傷であることに申し訳なさを感じる侑。本来そんな慈悲は持つべきではないのだが……この高咲侑という人物の甘さだろう。
言うまでもなく、これはこの場で限られた人物しか仮面ライダーであることを知らないために、言語化することは論外だ。
一通り話題が落ち着き、陽人は矮体の冥斗の後ろの襟を掴んで立ち上がる。
「というわけだが……姉ちゃん。それと璃奈さん。」
「「??」」
「スクールアイドルは今後危険なものになっていく。俺も全力で守るが、半端な覚悟でステージには立たないほうがいい。少なくとも俺は???
スクールアイドルはやめた方がいいと思う。」
そう言って、陽人と冥斗は去っていった。
?????※?????
放課後、虹ヶ咲学園前のゆりかもめ線の駅に向かう
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