R19話 私こそ新たなATEM【新たな神】
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、無関係な人間を巻き込まないという点を心がけていただきたい。」
「ほう???私に意見する気か?」
「私には学校を守る義務があります。その点を無視し、学校そのものを破壊する行為は」
「黙れ。君のくだらぬ愛情で組織の決定を覆すことはできない。全権は私に委ねられている……黙って従え。」
「うっ……」
ジェイコブの放つ異彩なオーラにこの場が飲み込まれる。
ただ暴論を言っているならば怒りが込み上げるだろう。しかし、彼の特異な……爬虫類を思わせる目がそれをさせない。人間以上の存在を思わせる???邪悪なオーラ。
だが……その雰囲気は急に崩壊を遂げた。
「全く、センスがないな。」
「「!!」」
蝶ネクタイをつけた意識高めな紳士が異様な空気をかき混ぜる。
「小原現照……!」
「おや、君とは初対面のはずだが。」
「何を???エルシャム王の第一子でありながら、伊口ファウンデーションのNo.2を務める謎多きチーフプロデューサー……この手の世界で知らない方がおかしいというもの。」
「ほう……君たちの臆病さが知れるよ。」
異様なオーラを纏うジェイコブに真っ向から棘のある言葉を投げかける現照。歯に衣着せぬ話を続ける。
「君たちがこの学校のマスターであること、これはリアルとして受け入れるが……思い通りにはさせない。」
「????」
「若い芽…本来、そんなのが木になったところで君たちなら簡単に倒せるだろうに。余程怖がっているらしい……君たちの信じてやまない『邪神様』ってやつはさ。」
「っっっっ!」
ミシ……ミシ…パキッ。
2人の人ならざる気迫………ガラスにヒビが入った。
?????※?????
「これでよし…と。」
「ようやく復活だね〜!」
スクールアイドル同好会の部室にあのネームプレートを設置するかすみ……以前、菜々もといせつ菜と取り合いをしていたブツである。
部室も整理整頓され綺麗になり、エマの言った通りようやくそのあるべき姿に復活したと言える。
ところで、音頭をとっているかすみだがこれでも同好会の部長なのである???この世界ではほぼいない純血の人間が……というのは関係ないか。
かすみは部室を背にしてみんなに宣言する。
「それじゃあ、スクールアイドル同好会!始めまー
「やっほー!」
「「「「「「「!?」」」」」」」
かすみの宣言の途中で割り込む元気な女子の声……現れたのは、いかにもギャルな金髪女子とピンクの髪の無表情な女の子???そう、宮下愛と天王寺璃奈。
「もしかして、スクールアイドルスクールアイドル同好会の人たち!?」
「そうですが……あなたたちは確か??情報
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