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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第116話 遂に合流、イッセーと小猫!メロウコーラの鍵はサラマンダースフィンクスに在り!
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side:イッセー
「ぐお……かってーな、コイツの肉……!」
俺達はさっき倒した猛獣『ダンゴール』を食っている所だ。コイツの情報は戦闘後にリン姉の腕に付けられた捕獲レベルを図る新たな道具、その試作品の装置で調べた。捕獲レベルは40だったぜ。
ギャスパーがいなかったらもうちょっと苦戦していたかもな、時を止める力……やはり強力だ。まあ視界に入っていないと意味が無いという弱点があるがそれでも乱戦などでは心強い。
しかしコイツの肉はまるでゴムみたいに硬くて食べにくい、味もそこまで美味しくないしグルメピラミッドに生息している猛獣は美味しくねえ奴ばかりなのか?
「あれ、ゼブラ兄。その個体なんか光ってないか?」
「……」
ゼブラ兄が食おうとしていたダンゴールは何故か光っているように見えた、それを一口で食べ切ったゼブラ兄は笑みを浮かべる。
「あっ!その顔は『美味かった』って顔だな!一体何をしたんだよ!」
ゼブラ兄の顔を見て俺はそれが滅茶苦茶美味かったんだなと理解した。あの表情はゼブラ兄が美味い食材を食った時にしかしない顔だ、つまりあのダンゴールはそのくらい美味かったって事だ。
俺は何かしたのかとゼブラ兄に聞くがゼブラ兄は鬱陶しそうに『知るか』とジェスチャーで答えた。
「どういう事だ?一部だけが美味い奴がいるタイプなのか?」
他の皆も硬い肉でしかなかったと言うのでゼブラ兄だけが美味かったということになる、稀に一体だけが美味いと言うギャンブル要素のある食材もあるがそういうタイプなのか?分からないな……
「とにかく食い終えたし先に進むか……」
疑問は残ったが今は小猫ちゃん達と合流するのが先だと思い地下を進んでいく。
「また広い通路に出たな」
俺達は狭い通路がいくつも張り巡らされた広い空間に出た、すると下の方から猛獣の匂いがしたので見てみると虎のような猛獣が俺達を見ていた。
リン姉が腕の装置で猛獣に光を当てた。
「……タイガーファング、捕獲レベル35だね。全身の筋肉はバネみたいに凶刃で爪の攻撃は恐ろしいほどの切れ味らしいよ、後尻尾を鞭みたいに使って攻撃もしてくるみたいだね」
「イッセー、ここは私と朱乃でやらせて頂戴」
「わたくしもお願い致しますわ」
「分かった、気を付けてな」
リン姉の説明を聞いたリアスさんが朱乃と一緒にやらせてほしいと言ってきた、俺も今の二人なら問題は無いだろうと思い良いよと許可を出す。
「行くわよ、朱乃!」
「ええ、行きましょう」
二人はタイガーファングのいる通路に降り立つと武器を構える、獲物を発見したタイガーファングは雄たけびを上
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