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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第116話 遂に合流、イッセーと小猫!メロウコーラの鍵はサラマンダースフィンクスに在り!
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ッセー先輩がドラゴンの炎のブレスを吐きます。
猛獣はそれらをまともに浴びてその場に大きな砂煙を立ち上げます。
「うおぉっ!容赦ねぇな、アイツら!」
「でもあれだけやればさすがに死んだんじゃないの?」
アザゼル先生は容赦のない連続攻撃に驚きティナさんは猛獣は死んだと言います。
「ッ!」
しかしその時でした、砂煙を引き裂いて先程私がやられた伸びる舌の攻撃がゼブラさんに向かっていったんです。
「音壁」
ゼブラさんは音で出来た壁を出して防御しようとします、しかし舌が器用に曲がり音壁をすりぬけてしまいました。
「ゼブラ兄!」
一瞬反応が遅れて攻撃を受けそうになったゼブラさんを先輩が押して攻撃を回避しました。二人のいた場所に舌が直撃して綺麗な穴を開けます。
「ゼブラ兄、無事か!」
「余計な事しやがって、あれくらい簡単に避けれた」
「そうかい、ならいいさ」
そんな軽口を叩きながら二人は猛獣に視線を向けます。
「……俺の釘パンチやナイフが効いていないな。ケロっとしてやがる」
「奴からはウィークポイントボイスが見当たらねぇ、こんな奴は初めてだ」
二人の連続攻撃を受けても大したダメージの無い猛獣を見て私達は大層驚きました。
「イッセー!ゼブラ!今のどさくさに紛れてソイツの捕獲レベルを図ったんだけどヤバイし!ソイツは『サラマンダースフィンクス』!捕獲レベルは脅威の92だし!!」
「92だと!?今までで出会った猛獣の中で最高レベルじゃないか!?」
リンさんの話を聞いて先輩や私達は更に驚きました、強いとは思っていましたけどまさか捕獲レベル90以上だったとは……!!
「……ゼブラ兄、俺は今回の目的であるメロウコーラについてある情報を研ぎ師メルクさんから得てるんだ」
「情報だと?」
その時でした、イッセー先輩が以前ヘビーホールで出会ったメルクさんからメロウコーラについて何か情報を貰っていると話しました。
あの時にそんな事を教えてもらっていたんですね、私達は知りませんでした。
「メロウコーラはある猛獣の体内で熟成された液体だとメルクさんは言っていた。多分このサラマンダースフィンクスがそうなんだ」
「なんでそう言える?」
「匂いだよ。コイツから甘〜い糖分の匂いがするんだ」
「なるほどな」
イッセー先輩は涎を垂らしながらサラマンダースフィンクスを見ます、それを見たゼブラさんは確信したように怖い笑みを浮かべました。
「てめぇの食い意地はハンパじゃねーからな、その顔をするならまず間違いなさそうだ」
「うるせぇ、人のこと言えんのかよ」
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