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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第116話 遂に合流、イッセーと小猫!メロウコーラの鍵はサラマンダースフィンクスに在り!
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ろそかになっていた!)
仙術は氣を探って生き物を探せるレーダーにもなるので死角の多いグルメピラミッド内で多用していました。
でも仙術にも欠点があって氣の無いものは察知できないんです、既に死んで骨になった死体には氣がないので骨を踏んでしまうというミスを犯してしまいました。
当然この音をあの猛獣が聞き逃すはずもなくまるで爆弾が連続で爆発したかのような大音量の雄たけびを上げると前足を軽く振るいました。
「きゃあっ!」
「うわぁぁっ!」
猛獣からすれば軽く撫でる程度の動き、しかしそれだけで壁が切り刻まれて私達は吹き飛ばされてしまいました。
「う、うぅ……」
ゼブラさんの音の鎧のお蔭でダメージは無かったですがこのまま攻撃を喰らい続けるのは危険です、そう思った私はアーシアさんを連れて逃げようとしましたが……
「アーシアさん!?」
なんとアーシアさんの下半身が崩れた瓦礫に挟まれていたんです。
「アーシアさん!大丈夫ですか!?」
「は、はい……ゼブラさんの音の鎧のお蔭で潰れてはいません。でも挟まれて動けないです」
「待っていてください、今瓦礫を……!」
私は瓦礫をどかそうとしましたが不意に何かが飛んできたのを察して後ろに飛びました、それは猛獣の舌でした。
猛獣の舌は一瞬で軌道を変えて私の方に曲がってきたんです、空中で軌道も変えられなかった私はモロにそれを受けてしまいました。
「げほっ……!」
肋骨がいくつか折れる感触と共に私は吹き飛びました、そして地面に横たわります。
「がっ……!はぁ……あがぁ……!」
痛む胸を抑えながら呼吸を整えようとしますが猛獣はその巨大な前足で私を押しつぶそうとしてきたんです。
「ぐぅっ……!!」
私は戦車の駒の怪力と音の鎧で何とか腕を受け止めます、しかし音の鎧がどんどん薄れて行ってしまい私自身も大きなダメージで力が入らないんです。そのまま前足が下りてきます。
「助けて……皆……姉さま……ゼブラさん……」
私はこのまま殺されてしまうのかと思い目に涙を浮かべて助けを求めました。
「助けて……イッセー先輩!!」
「しろねぇぇぇぇぇえええっ!!!」
その時でした、天井が崩れて赤い鎧を纏ったイッセー先輩が猛獣に体当たりをしたんです。バランスを崩した猛獣を更にイッセー先輩が押してそのまま転倒させました。
「白音、大丈夫か!」
「イッセー先輩!」
私は助けに来てくれたイッセー先輩に抱き着きました。先輩も鎧を解除して私を強く抱きしめてくれます。
「白音、無事で良かった……嫌な予感を
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