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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第116話 遂に合流、イッセーと小猫!メロウコーラの鍵はサラマンダースフィンクスに在り!
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応してくれたぞ。
祐斗の剣とアザゼル先生の槍、二つの閃光が瞬く間に駆け巡りイービルハンターを切り裂いていく。
「うぅ……固くて食べられません」
「あっ!コレ美味しい!」
「当たり来たし!」
ギャスパーでは噛み切れないほど硬い肉だったがティナとリン姉が食べていた個体が美味しかったらしく、俺も分けてもらったが同じイービルハンターの肉とは思えないほど柔らかくて美味しい肉だった。
その後も沢山の猛獣に襲われながら撃退し誰かが美味しい個体を味わうといった流れを繰り返していた。そして……
「……よし、戻ったな」
「ゼブラ兄、声が戻ったんだな!」
猛獣を食い終えたゼブラ兄が喉に触れながら声を軽く出した、それを聞いた俺はゼブラ兄の声が戻ったことを喜んだ。
「ゼブラ兄!今すぐ小猫ちゃん達の居場所をマップで探ってくれ!頼む!」
「ガタガタうるせぇよ、言われなくてももうやってる……!」
そう言っていたゼブラ兄の顔が急に険しい物になった。
「小娘ぇ!!そっちに行くんじゃねぇ!!」
「うおッ!?」
珍しく焦った様子でそう叫んだゼブラ兄に俺は思わず驚いてしまった。
「ゼブラ兄、どうしたんだ!」
「小娘どもがやべぇ奴と遭遇した。『吠え弾』もかき消されたしマズイな」
「なッ!?」
俺はそれを聞いて更に驚いた、今のゼブラ兄の吠え弾をかき消せるって事は捕獲レベルは間違いなく85以上はある!そんな奴と鉢合わせたってのか……!!
「イッセー、近道するぞ。幸い小娘達との距離はそう遠くねえ」
「えっ?」
ゼブラ兄はそう言うと大きく息を吸い始めた。
「皆、耳を塞げ!」
「サウンドバズーカ!!」
次の瞬間凄まじい衝撃が部屋内に放たれて一気に崩壊させた。
「ハッハッハ!この方が早ぇからなァ!近道だァ!」
俺達は崩壊する部屋に空いた大きな穴の中に落ちていった。
「小猫、アーシア!待っていてくれ、今すぐに行く!」
俺は強敵との戦いを予感し武者震いしながらも愛する女を守るために覚悟を決めて落ちていくのだった。
―――――――――
――――――
―――
side:小猫
「な、なんとか逃げ切れましたね……」
「はい、一先ず安心ですね……」
私とアーシアさんはニトロから逃げて別の場所に来ていました。仙術で探ってみましたがニトロの氣は感じないので巻くことは出来たようです。
「あれ?小猫ちゃんさっきの部屋で見つけた本を持ってきちゃったんですか?」
「はい、内容はさっぱりですがこれは間違いなく貴重なレシピ本です。持って帰っ
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