第九十一話 夏休みも終わりになってきてその八
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「置いておいて」
「普通の人ね」
「それで言うけれど」
「夏は余計に冷やさない様によね」
「露出にも気を付けないとね」
「そうよね、あと少しで終わりだけれど」
その夏もというのだ。
「そこはね」
「気を付けていかないとね」
かな恵も言った。
「駄目よね」
「やっぱりね」
「そうよね」
「飲みものだって」
一華は紅茶を飲みつつ話した。
「考えないとね」
「牛乳とか野菜ジュース飲むと」
かな恵はこう言った。
「そうしたらね」
「いいのよね」
「こうした飲みものは身体にいいから」
だからだというのだ。
「それでね」
「夏でもよね」
「飲むといいのよ」
「栄養あるから」
「水分補給になって」
そうしてというのだ。
「栄養補給もね」
「なって」
「それで夏バテもね」
「しないわね」
「だから私もね」
蚊たるかな恵自身もというのだ。
「夏はね」
「牛乳とか野菜ジュースもよく飲んでるのね」
「そうしてるの」
実際にというのだ。
「私もね」
「そうなのね」
「それと豆乳も飲んでるけれど」
「お豆腐だからね」
「これも身体にいいから」
だからだというのだ。
「よくね」
「飲んでるわね、かな恵。そのせいね」
ここでだ、一華は。
かな恵の胸を真横から見た、相変わらず服の上からその形がはっきりと出ている二つのそれを見ながら笑って言った。
「胸も大きいのね」
「またそう言うの?」
「いや、よく言うでしょ」
困った顔のかな恵にさらに言った。
「牛乳飲むとね」
「胸が大きくなるって」
「そうね」
「あれ本当かしら」
「そうじゃないの?そうでなくても」
一華はその説が嘘でもと話した。
「身体にはいいわよね」
「栄養の王様って言われる位ね」
「胸抜いても健康なのは」
「夏バテしないで」
「それはね」
どうしてかというのだ。
「牛乳飲んでるからよね」
「そうよね、毎日飲んでるから」
かな恵は笑って話した。
「野菜ジュースもね」
「それで健康なのね」
「私もそう思うわ、ただね」
「ただ?」
「胸は別にね」
これはというのだ。
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