第九十一話 夏休みも終わりになってきてその五
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「使われるわよ」
「男の子達にね」
「むしろ使って下さいってね」
「言ってる様なものよね」
「まして公立の学校の先生っておかしな先生多いっていうのに」
八条学園の様にその質をチェックされていないというのだ、試験に合格すれば免許があれば誰でもなれるし最悪何かしらのコネで入る輩もいるという。
「もうね」
「性犯罪の元よね」
「それで先生が犯罪やっても」
「揉み消されるのよね」
「そうなるから」
それ故にというのだ。
「ブルマなんてね」
「お断りよね」
「何か生徒が言っても」
ブルマが問題になった時にだ。
「先生が中々首を縦に振らなかったらしいし」
「それってね」
かな恵は顔を曇らせて応えた、今は二人で並んでソファーに座って紅茶を飲みながら話している、一華はストレートだがかな恵はミルクである。
「もうね」
「わかるわね」
「先生が生徒のブルマ姿見たいよ」
「そうしてね」
「そこから先はね」
「考えたくもないわね」
「先生の犯罪って多いしね」
教師の犯罪を起こす件数と率が高いというのだ。
「暴力とか痴漢とか」
「その痴漢がよ」
まさにそれがというのだ。
「問題で」
「ぞっとするわね」
「だからブルマはね」
これはというのだ。
「なくなってね」
「よかったわね」
「そうよ、けれどかな恵スカートの下は」
「ガードすることも考えることね」
「スパッツでも穿いたら?」
またこう言うのだった。
「あまり短くてね」
「見知らぬ子の前に出る時は」
「私も実はね」
「最近そうしてるの」
「短いスカートの下は」
それを穿く時はというのだ。
「短い半ズボン穿いてるの」
「そうしてるの」
「そうしたらね」
「見えても平気ね」
「そうよ、しかもね」
「しかも?」
「冷えないし」
このこともあるというのだ。
「ほら、スカートだと」
「下スースーするからね」
「夏でもね」
「冷えるわね、結構」
「だからよ」
そうしたことがあるからだというのだ。
「スカートの下はね」
「見えないし冷えないし」
「半ズボン穿いてるの、女の子は冷えるとね」
「ただでさえ冷え性の娘多いのにね」
「よくないから」
それでというのだ。
「スカートの下はね」
「ちゃんと穿くことね」
「半ズボンもね」
「そうなのね」
「まあ冬は自然とね」
この季節はというのだ。
「厚着してね」
「冷えない様にするわね」
「ええ、ただ腹巻はするなって」
その様にというのだ。
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