第一幕その四
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「それでだよ」
「三人共鳴かせてやろうだね」
「それでお笑いはね」
「笑わせてやろうだね」
「どれだけ落ち込んでいる人でも」
笑えない様な人でもというのです。
「笑わせる」
「それがお笑いだね」
「笑う門には福来たるとも言うね」
「うん、笑ってるとね」
「そこから幸せが来るというのはね」
そうしたことがというのです。
「実際にあるよ、というか笑っているということは」
「いい状態でね」
「それ自体がね」
まさにというのです。
「いいんだよ」
「そういうことだね」
「そうだよ、本当に笑うことと」
「笑わせることはだね」
「いいことだよ」
「だからお笑いもいいんだね」
「イギリスはジョークとユーモアの国だけれど」
先生は祖国のお話もしました。
「日本のお笑いもまたね」
「いいよね、漫才も落語も」
「本来はね、あとアニメや漫画や小説でも」
「日本人のお笑いはいいね」
「ギャグ漫画なんてね」
先生は笑顔で言いました。
「本当に凄い漫画は転げ回る位面白いからね」
「そうした漫画ありますよね」
トミーも笑顔で言ってきました。
「日本には」
「凄いギャグ漫画がね」
「ありますよね」
「それも多くね」
「先生が言われる通りに笑い転げる様な」
「そんな漫画がね」
実際にというのです。
「あるからね」
「アニメでもそうで」
「小説でもでね、それでお笑いにルールはね」
これはといいますと。
「僕は別になくてもね」
「いいっていうんですね」
「人を傷付けるなといっても自分をネタにするなら」
「いいんですね」
「人を貶めるのはよくなくても」
それでもというのです。
「自分をそうするのはね」
「いいですね」
「だから下品とされる下ネタも」
これもというのです。
「いいとね」
「先生はお考えですね」
「そうなんだ」
「子供用のギャグ漫画なんか下品なの当たり前だしね」
王子もアジのフライを食べつつ言ってきました。
「笑わせたらね」
「いいんだよ、上品なお笑いもよければ」
「下品なお笑いもだね」
「いいんだよ、それこそね」
「笑わせる」
「それが第一だよ」
「漫才でも落語でもで」
そしてというのです。
「漫画でもアニメでもだね」
「小説でもね」
「ライトノベルってお笑いもあるしね」
「そうしたことはね」
本当にというのです。
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