第一幕その一
[2]次話
ドリトル先生の落語
第一幕 日本のお笑い
ドリトル先生はこの時神戸の自宅でテレビを観ていました、居間でちゃぶ台のところに作務衣姿で座布団の上に座って見ていますが。
「いや、面白いね」
「漫才面白いよね」
「日本のお笑いもいいよね」
「イギリスのお笑いもいいけれど」
「こちらもね」
「日本はお笑いの文化も発達しているからね」
先生は学者さんとして言いました。
「そちらを楽しむこともね」
「いいよね」
「それもまた」
「そして笑う」
「それもいいね」
「そうだよ、特に関西はね」
先生達が今暮らしているです。
「その本場だしね」
「そうそう、日本のお笑いのね」
「それになるんだよね」
「特に大阪だね」
「あの街よね」
「食べものとお笑いがね」
この二つがというのです。
「大阪名物だよね」
「そうなんだよね」
「食べものも美味しくて」
「しかもお笑いもある」
「そんな素敵な街よ」
「大阪はね」
「だからいいんだよね、それでね」
先生は動物の皆にテレビの漫才を観つつさらにお話しました。
「今僕達が観ている漫才も」
「関西弁だしね」
「それでやってるしね」
「この漫才コンビ八条芸能の人達で」
「あの芸能事務所本社大阪だからね」
「吉本興業や松竹芸能もね」
こうした芸能事務所もというのです。
「大阪にあってね」
「そこからだよね」
「活動しているからね」
「東京にも進出して」
「そうしているから」
「日本のお笑いは」
まさにというのです。
「大阪が本場だよ」
「漫才もそうで」
「落語もだよね」
「東京にもお笑いはあるけれど」
「どっちかっていうと」
「関西だね、それで僕としてもね」
先生は優しい笑顔でお話しました。
「こうして関西のお笑いを観るのが好きだよ」
「そうだね、先生もね」
「お笑い好きだよね」
「日本の漫才や落語が」
「よく観てるね」
「それで好きだよ、ただね」
こうも言う先生でした。
「それは芸能だけじゃなくて学校でもね」
「そうそう、落語研究会とかあるよね」
「日本の大学には」
「八条大学にもあるしね」
「高等部にも」
「漫才部があって」
「落語研究会とかもね」
「そこでお笑いをやってるから」
部活としてというのです。
「またいいんだよね」
「そうそう」
「日本はお笑いは学校でもやっている」
「それで垣根が広い」
「そうしたお国なのよね」
「そうだよ、それで漫才や落語もね」
これもというのです。
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