第一幕その六
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「一体」
「まあすぐだろうね」
キャプテン=ビルが答えました。
「お二人は地中を進めろドリル付きの車で来るか」
「あれね」
「それかね」
若しくはというのです。
「地中の道をそのままね」
「進んで来られるのね」
「そこを車で進めば」
地中の道をというのです。
「都までね」
「すぐね」
「そうだからね」
それ故にというのです。
「お二人の到着はね」
「すぐなのね」
「そうだと思うよ」
「じゃあ待っていればいいわね」
「都で楽しく過ごしながらね」
「歴訪の準備はお任せ下さい」
ジュリアがにこりと笑って言ってきました。
「私がです」
「やってくれるんだ」
「はい」
キャプテンに笑顔で答えました。
「そうさせて頂きます」
「そうなんだね」
「では今から」
「お願いするね」
「飛行船にも行ってきます」
「お食事は」
トロットはこちらのお話もしました。
「私がテーブル掛けを持っているから」
「あちらから出してだね」
「そうしてね」
そのうえでというのです。
「皆で食べましょう」
「それではね」
キャプテンも応えました。
「他の準備もね」
「していきましょう」
「ジュリアのお手伝いをして」
「皆でね」
こうお話してでした。
皆で飛行船にどんどん荷物を入れていったりします、そうしてお空の歴訪の準備をします。その中で、です。
ふとです、ビリーナはこんなことを言いました。
「そういえばジョージ達は一度この飛行船に乗ったことがあったわね」
「ああ、あの時は楽しかったね」
ジョージはビリーナに笑顔で応えました。
「オズの国のお空を観られて」
「雲の上に色々な国があったりして」
カルロスも言います。
「天空のお城とかあったりしてね」
「鳥だけじゃなくてお魚も泳いでいて」
神宝はこちらのお話をしました。
「見ごたえがあったよ」
「お伽の国はお空も不思議ね」
ナターシャも微笑んで言いました。
「そのことがわかったわ」
「だからね」
それでと言う恵梨香でした。
「あの時は凄く楽しかったわ」
「その空の旅をまた出来るなら」
ジョージは笑顔でさらに言いました。
「楽しみだよ」
「そうね、じゃあ皆でね」
「行ってね」
「色々なものを観ましょう」
「またね」
「オズの国はお空にも色々な国があるので」
ジュリアも言ってきました。
「面白いですね」
「そうなんですよね」
ジョージはジュリアにも応えました。
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