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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第四百六話 再集結 その4
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思うにジエータイのやつらがAZUMA山荘に到着した時点で、ジエータイのやつらはユイナを存在を確認しているはずだ、ジエータイが心神喪失状態のユイナをAZUMA山荘の中に放置したままに、していたとは考えられない、つまり、ユイナはジエータイに保護されて別の場所に移された可能性が高い」
「なるほど、確かに、俺たちが都内で潜伏していた期間を考えれば、その間にユイナがジエータイに保護されていた可能性もなくはないか...」
「ああ。だから、そう気を落とすなよ、生きていれば、またすぐにユイナと会えるさ」
「だと、いいけどな。あ、お前が今、かごに入れた山菜、イヌサフランだぞ」
「え、これ行者ニンニクじゃないの?」
イヌサフランとは行者ニンニクに見た目が似ている山菜で、毒がある。
「アホ、それは行者ニンニクじゃなくて、イヌサフランだ、匂いを嗅いでみな」
「ニンニクの匂いがしないな、これ」
「そう、行者ニンニクとイヌサフランは見た目こそ似ているが、イヌサフランにはニンニク臭がしない、よく覚えておけよ」
「お、おう、ありがとな、助かったぜ...」
「それはこっちのセリフだよ、さっきのユイナが生きてるかもって話、正直、結構、励まされた」
「そ、そうか...まぁ、人数も増えてこれから色々あると思うけど、なんとか乗り切っていこうぜ!」
「おう」
そうだ、ユイナはきっと生きている。
生きてさえいれば、いつかきっとどこかで会えるはずだ。
次回予告 混乱 その1
※この物語はフィクションです、実在する人物及び団体には一切関係ありません。
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