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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉~戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?~
第四百五話 再集結 その3
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「須須木野ナルじゃないか!元気そうでよかったよ!」
「それはこっちのセリフよ、エーイチロウ、あの山火事、テレビで見てて、とてもしびれたわ!」
そう、俺が起こした、あの山火事で、多くのケーサツ官やジエータイ員が犠牲になった。
都内のアズマ山では今も消火活動が続いており、犠牲者もどんどん増えているようだ。
「いやあ、あれは実際、一酸化炭素中毒で死にかけてな、倉都テツオや、みんなが助けに来てくれなかったら、今ごろ、俺は死んでたよ」
「そう。それよりユイナはどこ?姫川ユイナ」
「ごめん、あの時、AZUMA山荘でユイナを探す暇はなかったんだ」
俺の言葉に複雑そうな表情をした須須木野ナルに、倉都テツオがフォローを入れる。
「あの時、エーイチロウは一人で、AZUMA山荘を占拠していたジエータイ達に立ち向かわないといけない状況に追い込まれていた、アズマ山の山火事がそのいい例さ、わかるか?」
「そう、なら仕方ないわよね、革命活動は常に死と隣り合わせだもん、こっちも新メンバーがいきなり脱走したりして、大変だったわ」
「須須木野のところも、そういうことがあったのか」
「エーイチロウのとこもあったの?」
「うん、まぁね...そっちの脱走者は、結局どうしたの?」
「普通に酒飲ませて、首絞めて、土に埋めた」
「そっか、土に埋めたという点に関しては俺たちも同じだ」
須須木野ムサオが俺と須須木野ナルの会話に割り込む。
「おいおい、お二人さん、辛気臭い話題はそれまでにして、もっと前向きな話をしようぜ!」俺が須須木野兄妹と話している最中にも、合流ポイントに次々と、見知った顔や、新顔達が集結してくる。
国内の原子力発電所を襲撃した時と比べて、紅軍連合のメンバーの数があきらかに増えていた。
次回予告 再集結 その4
※この物語はフィクションです、実在する人物及び団体には一切関係ありません。
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