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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第四百四話 再集結 その2
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第四百四話 再集結 その2
無色主義。
それは何色にも染まらない自由な主義。
そして、この国に『無色主義』による革命を起こすために結成された組織『紅軍連合』。
この物語はカオスと化した敗戦国、新日本に革命を起こすために戦う、若者たちの青春群像劇である。

日加リュージが運転するワゴンは3つのインターチェンジと7つのジャンクションを抜け、無事にナガヌォ県にたどり着いた。
移動にかかった時間は約4時間。
ワゴンがナガヌォ県内にある、ヴァサマ山近くの、サービスエリアに止まる。
ワゴンから下りた、女性主義者の石川ユニが背伸びと同時に告げる。
「綺麗な夕焼け空ね」
倉都テツオが次の移動場所について告げる。
「しかし、これではすぐに夜になってしまう、ヴァサマ山への登山は明日にしよう、わかるか?」
理由地エルがぼやく。
「また、車中泊ですか」
倉都テツオが理由地エルを注意する。
「わがままを言うな!ここまで何事もなく、ナガヌォ県にたどり着けたこと事態が奇跡なんだぞ?わかるか?」
俺は倉都テツオに疑問をぶつける。
「でも、明日になったら、ナガヌォ県にたどり着いた紅軍連合のメンバーが一斉に、ヴァサマ山に登山を開始するはずだ、ナガヌォ県の住民に怪しまれないかな?」
俺の質問に倉都テツオが答える。
「今が冬なら、まず、間違いなく怪しまれるだろうな、しかし、季節はまだ夏だ、登山客でも装えば、なんとかなるさ、とりあえず、今日はここ、ヴァサマ山近くのサービスエリアで車中泊する、明日はまた山登りだ、ちゃんと食っとけよ!わかるか?」
他8人が一斉に『異議なし』と答え、倉都テツオの提案に同意する。
しかし、アズマ山での戦闘で疲れ果てたエーイチロウは、車中で眠ってしまう。
日加リュージも運転で疲れ切ったのか、爆睡している。
車中の加藤モトヒロ、上松サトツ、ブリドカットゾーラまさよしは倉都テツオの武勇伝を嫌々、聞かされている。
石川ユニと理由地エルはサービスエリアのコンビニでみんなの夜食と朝食の買い物をしている。
「石川ユニがぼやく、コンビニって、どれも高いわよね、それにお弁当なんて、どれも量が少ないし」
「でも、量が少ないぶん、味はいいと思いますよ」
「大手のコンビはね」
石川ユニはさりげなく、生理世品を買い物かごに入れる。
理由地エルが石川ユニに質問する。
「僕が体は男で、心が女性なのは知ってますよね?」
「ええ、もちろん、自己紹介で聞いたわ」
「生理って、どんな感じですか?」
「う〜ん、あんまりいいことないわよ、お腹痛いし、イライラするし、理由地エル君はある意味、幸運よ、この苦しみを味あわずに済むんだから」
「でも、生理のおかけで、子供が作れるわけですよね」
「ええ、でも女性だからって必ず子供を作らないといけない、わけ
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