暁 〜小説投稿サイト〜
星河の覇皇
第八十四部第四章 続く会談その二十二

[8]前話 [2]次話
「酒もだな」
「控えられて」
 そしてというのだ。
「そのうえで、です。睡眠も」
「よく摂るべきか」
「こちらは多くは無理でしょうが」
 多忙故にというのだ。
「ですが」
「それでもだな」
「出来るだけ多くです」
「摂るべきだな」
「ですから」
 それ故にというのだ。
「お気をつけを」
「そうだな、ではな」
「今日はですね」
「休みこれからもだ」
 妻の言う通りにすると言ってだった。
 アルギエーリは今は休んだ、そうしてこれからも仕事に励むのだった。
 伊東は朝食を食べていた、メニューは洋食でありサラダとトースト、ゆで卵にフルーツというものだった。そこに牛乳もある。
 そうしたものをスタッフ達と食べつつ言うのだった。
「私は朝は和食が多いけれど洋食もね」
「如何でしょうか、この朝食は」
「このホテルの自慢とのことですが」
「如何でしょうか」
「いいと思うわ」
 スタッフ達に笑顔で述べた。
「実にね」
「では、ですね」
「今朝はこの朝食を召し上がられて」
「そのうえで、ですね」
「今日も職務に励むわ」
 そうするというのだ。
「そしてね」
「国益を手に入れる」
「その国益を国家と市民にもたらす」
「そうされますね」
「是非ね、その為に今この北京星系にいて」
 そしてというのだ。
「そのうえでね」
「こうしてですね」
「朝食を摂られていますね」
「左様ですね」
「そうよ、そして私はいつも言ってるけれど」 
 こうも言うのだった。
「三度の食事、食べることはね」
「重要ですね」
「満足に食べなければ満足に働けない」
「総理はいつも言っておられますね」
「そうよ、食べなくてはね」 
 そうしなければというのだ。
「駄目よ、だからね」
「今はですね」
「総理も食べておられますね」
「そうされていますね」
「そうよ、三度しっかり食べないと」
 そうしなければというのだ。
「戦えないわ」
「だからですね」
「我々もですね」
「今は食べる」
「そうすべきですね」
「そうよ、しっかりと食べて」
 そしてというのだ。
「今日も頑張るわよ」
「わかりました」
「それではです」
「我々も食べます」
「そしてそのうえで」
「職務に励みます」
「そうしてもらうわ、例え食欲がなくとも」
 それでもというのだ。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ