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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
???編
第十六話 伝説を超えろ!とびっきりの最強対最強
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をかけてもできぬ。」

「まあいい、そう思うなら結果を楽しみにしておくんだな。地獄で。」

「この俺を殺すつもりか...いいだろう。まだ実力の差が理解できない愚かなお前にさらなる絶望を与えてから殺すとしよう。」

そうしてクウラは人差し指を出して言った。

「あと一回...あと一回俺は弟よりも多く変身ができるんだ。」

「光栄に思うがいい...俺の究極の変身を見られるのは...お前が最初で最後だ!!!」

クウラは気を貯め始めた。川波は荒れ、瓦礫が川に落ち、クウラを中心に肌を切り裂くような気が渦を巻く。
クウラの背は急激に伸び上半身が肥大化する。足も大きくなり、頭部からは鋭い角が数本生えた。

「なんて気だ...こいつは想像以上にやばいかもな...他人ごとに思いピコピココントローラーをはじいたり、クウラップで笑えてたあの頃が懐かしいぜ...」

クウラの目が残虐性を秘めた赤色に輝き、肩は硬い殻のようなもので覆われた。
手首に生えた角のようなものは更に鋭く、大きくなり背後に流れる滝を割く。
そうして全身が更に大きく、体表は固く覆われたクウラは第五形態へとついになった。

「さあ、始めようか。」
強者の余裕と言わんばかりの不敵な笑みでこちらを睨みマスクを装着し口元を覆ったクウラは地を蹴りこちらへと強襲してきた。

「チッ...こいつはヤバい...」
俺は距離を離そうと後方へ地を蹴って全速力で飛んだが背中に何か固いものが当たり背後を振り向く。

「ク...クウラ...」
冷汗が頬を伝う。圧倒的威圧感を曝け出す敵に俺はまるで蛇ににらまれたカエルのように動けなくなった。3mは優にある体格から大振りの拳が背中を捉える。
その大きさに見合わないスピードとパワーが俺を襲い意識が飛ぶほどの衝撃を受ける。
クウラは直ぐに俺の正面へと移動し腹に飛び膝蹴りを入れて強引に岩壁に叩きつける。
「ガハッ..?」
脳へ苦しみ、痛み、そして振動が同時に送られ意識が朦朧としていた。
体をその場に固定する力も無く前に倒れようとしたとき、クウラに横へと思い切り蹴飛ばされた。
俺はスーパーボールのように地面を転がり跳ねた。
やっと動きが止まり、俺はなんとか力を振り絞って立ち上がった。
既に界王拳は解けていた。

「驚いた、本気を出していないとはいえまだ立ち上がれるとは。」

「今ので本気でないのかよ...ったく、バケモノが。」

「お前こそまだ余裕はありそうだな。」

「馬鹿野郎。今の俺だと小石をぶつけられるだけで死んじまうよ。」

「...お前は何がしたいんだ?」

「?...驚いた。あのクウラ様がそんなことを言うなんてな。」

「さっきから俺のことを、そして未来のことも知っているように話し、挑発ば
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