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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百九十八話 奪還 その5
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ZUMA山荘の偵察に向かう、まずAZUMA山荘にどれぐらいの敵がいるのか、そこは見極めないと、なにもできん」
「じゃあ、AZUMA山荘にいる敵の人数を配置の分析が、完了すればすぐにAZUMA山荘に武器を取り返しに行けるんだな」
「ああ、だがAZUMA山荘の周囲がどうなっているのかわからん、今の時点ではなんとも言えん、とりあえず待機ポイントを見つけて、登山での疲労を回復しつつ、AZUMA山荘の偵察だ」
「了解した、では、まず俺が偵察に行く、他に誰かついてきてくれると助かる」
エーイチロウの提案に、後に『加藤無双』と呼ばれる事件を起こす、加藤モトヒロが挙手をする。
「お、俺がついていきます!早く、実戦に慣れたいんです!」
「わかった、俺についてこい」
俺は加藤モトヒロと共に、休憩ポイントからAZUMA山荘へと移動を開始する。
途中クマに遭遇することなく、俺と加藤はAZUMA山荘から10メートル程離れた崖にたどり着く。
崖からAZUMA山荘の様子が見える。
「まいったな...これは」
AZUMA山荘はすでに、数人のジエータイ員に占拠されていた。
山荘の外部には武装をしたジエータイ員が数人。
この様子だと内部もジエータイ員に占拠されている可能性が高い。
加藤モトヒロが困惑する。
「この状態じゃあ、土の中に隠した武器を回収するにはジエータイ員を全滅させるしかありませんね...」
「やつらは俺たちがここに戻ってくることがわかっていて、ここを占拠したんだろうな」「大変ですねぇ、ジエータイも、俺たちみたいなテロリストを捕まえるために、上の命令で山暮らしをしないといけないんですから」
「ああ、だからこそ、怖い、奴らは俺たちを全員捕まえるか、殺すかしないと、家に帰れないんだからな」
「どうします、このまま偵察を続けても、AZUMA山荘の警備が薄くなるとは限りません、外部の警備は他のジエータイの部隊が担当していることでしょうし...」
不安を吐露する加藤を尻目に、俺は近くに落ちていた太い木の枝を拾って、リュックから出したチャッカマンで火をつける。
太い木の枝の先に炎が燃えている。
つまり、『たいまつ』である。
「エーイチロウさん、いったい何をするつもりですか?」
「お前は急いで、休憩中の7人と一緒に、この山から撤退するんだ」
「わ、わかりました、でもいったい何をするつもりなんですか?あとで倉都さんに怒られますよ?」
俺は加藤の忠告を無視して、崖から離れる、そして先程いた休憩ポイントには戻らず、そのままAZUMA山荘へと向かって走る。
AZUMA山荘に突如出現した、俺の姿に、一斉に警備を担当していたジエータイ員どもが銃口を向けてくる。
「貴様ァ!何者だァ?」
俺は変装用にかぶっていたカツラを取る。
ジエータイ員達から一斉に、
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