第六章 贖罪の炎赤石
プロローグ 夢見る少女の望む夢
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学校へ通ってみたい
叱られて……みたい
恋が……してみたい
……子供を産んでみたい
わたしはしてみたいしやってみたい……
だけど、わたしは我慢する
欲しがっても与えられないと知っているから
望んでも叶えられないと知っているから
だからわたしは夢を見ます
いつか誰かがわたしを救ってくれる夢を
その人は、わたしの身体を治してくれて
わたしの我侭を困った顔をしながらも聞いてくれたり
悪いことをしたらちゃんと叱ってくれる
わたしの中にどんどん入ってきて、わたしの弱いところも汚いところも認めてくれて
わたしを抱きしめてくれる……
そんな……御伽噺のような夢を……
わたしは……見ます……
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