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しよう お嬢様をあんまり引っ張れないものなー」
「なによー その言い方 嫌! 匠」と、すねたように口をとがらせていた。
「白木屋君 どうするぅ? ボディガードで付いていく? 心配でしょ 独りっきりだって それも海外なんてー」と、私は意地悪く聞いてみたら
「そうだなぁー そういう手もあるなぁー」
「それはー 嬉しいけど・・・ 私 お父様に聞かないとー それに、私はお父様と一緒に泊るのよ」と、キラちゃんは真面目に考えていた。
「樹羅 じょーだんだよ 行ける訳ないじゃん 忘れてくれ 山城山葵 変なこと言うからー」
「あらっ ごめんね ウチは白木屋君の本気を確かめただけよ」
「山水 お前の彼女は ひねくれた部分あるなー 愛情に飢えているみたいだぞー」
「そっ そんなこと 言われなくっても ウチ等はちゃんと確かめ合ってます!」
「おーぉー 言うのぉー どこまで 確かめた?」
「どっ どこまでってー そんなこと・・・ ほっといてよー キラちゃんの前で、なんてことを・・・」
私も恥ずかしかったんだけど、キラちゃんも、下を向いたまま、手を膝の上で結んで、耳まで赤くなっていたのだ。いつものことなのだが、彼女はどんな風に受け留めているのだろうか
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